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【コラム】独立起業は危険?安全?~みんな独立すればいいのに~

【コラム】独立起業は危険?安全?~みんな独立すればいいのに~のイメージ

こんにちは。
㈱REGATEの金城です。

本日のコラムテーマ
独立起業は危険?安全?~みんな独立すればいいのに~
です。

今回の記事はここ最近の不況ムードの中、サラリーマン時代の後輩たちがよく相談に来るようになったのでそこで考えてみたことを記事にしています。
未だにみんなが
「独立は怖い」
「特定の人だけが独立できる」
みたいなイメージを持っているようなので、
実際に独立起業をしてみて一年経ってみた私の感想と偏見と思い込みを盛り込んでいきたいと思います(笑)
独立願望がある方が読むような「独立起業本」のノウハウとは違った「実際に独立してみた私の生の声」を聴いてもらえたらと思います。
私も独立前はいろいろと本を読み漁りましたが、経営コンサルタントとか会計士とかが書いた本が多く、独立した人が実際に書いた本があまりなかったのを覚えています。
なので「不動産業で独立した」人の声として参考までに読んでみて下さい。
・・・不動産の業務についてはほぼ触れていませんが(笑)

独立起業は怖い?すごい?

まず、独立起業をしてお世話になった取引先に挨拶に行くと

「独立したんだ?すごいね~」
「社長になったんだ!すごい!」

というお言葉をよくいただくことになります。
ニコニコと
「とんでもないです。皆さんに支えられておかげさまで独立することができました!」
とお返事しますが、、、
「資本金用意して法人設立しただけでまだ何もしてませんけど・・・」
と心で思っていました(笑)

まだ開業して売り上げもない状態なので精神的に余裕が無かったんでしょうね。
もちろん最初はお金が出ていくばかり。
当たり前に貰えていた固定給やボーナスはもちろんありません。
まだまだ売り上げの見通しも何もない状態で「すごいね~」と言われても正直ピンときませんでした・・・

宅建業の場合は供託金や協会加盟金などがあるので事務所の賃貸費用などを踏まえると最初の一カ月で300万円近くは無くなります。
そこから毎月の事務所の家賃+家計に入れるお金などを考え出すとかなりのプレッシャーです(笑)
実際に独立してみてからの3か月くらいは通帳のお金が減っていくのを見るばかり。
あと〇カ月で資金が底だな...と冷静に見つめたのを覚えています。
ちなみにこのころは不動産の査定データを蓄積することに没頭していたのですが、

「やり方間違えたかな?」
「引き返せないけどこの選んだ道は正しいのかな?」

という疑心暗鬼にも陥っていました(笑)
しばらくして以下の「不動産自動査定」をリリースしましたが、

不動産自動AI査定システム
↑沖縄県中南部の不動産査定が自動でできます。


会社の認知度も無く、訳の分からない「自動査定」で沖縄県の中南部だけというニッチな商圏のサービス。
もちろん集客がすぐにできるはずもなく閑古鳥の状態でした。

独立してから半年くらいの時だったと思います。とある社長さんにご挨拶に行ったときに
「これ、もっともっと造り込んでみたら?面白い考えだから中途半端じゃ損するよ」
「今は逆に誰にも知られずにこっそりやって、みんなが認知するころには真似ができないくらいのシステムに仕上げておけばいいよ」

とアドバイスを受け大きな自信につながったのを覚えています。
一つ自信がつくと不思議なもので不安が無くなっていき、ご紹介などの案件も増えて売り上げも上がるようになってきて、いつのまにか資金面の不安は消えていました。
実際に独立された方はみんなが通る道かな~と思います。

起業をする業種を間違うな


このテーマは本当に当たり前なのですが起業をする業種を間違えたらいけません。です。

学生時代にビジネスを思いついてすぐに起業するという人以外で、多くの方は何らかのサラリーマン経験を積んでから独立すると思います。
この起業をする際に業種を間違うなというのは、その業界の先行きや業界全体の今後の見通しを立てろと言っているのではありません。
どんな業界でも先は不安定ですし、たかだか一人の人間の頭で考える業界見通しなんて何の役にも立ちません(笑)
以下のような事をしない方がいいよという事です。

サラリーマン時代はアパレルの販売員
→スマホのゲーム開発会社を起業

サラリーマン時代はシステムエンジニア
→ラーメン屋さんを開業

サラリーマン時代は運送業
→サラ金などの金融業を開業

こんな感じで経験も業界の実態も違っているような業種で独立をしても成功する確率はほぼありません。
この辺は独立本のノウハウにしつこいくらい書かれていますね。
実際に日々の生活費を稼ぐことも容易ではないと思います。

周りの人よりもシステムに詳しいからいいサービスを生み出せる!、、、とか
ラーメンが好きで毎日のように食べ歩いているから上手いラーメンを作れる!、、、とか
やりたい気持ちは分かりますが異業種での独立起業でうまくいく人は稀です。

また、何をしたいかよくわからないけど「とりあえず独立」という選択肢を選んでしまったら上記と同じ事になりかねません。
でも会社員にしがみつくよりは「とりあえず」というのもいいきっかけかもしれません。

逆に「この会社に居るのは嫌だ」というのであれば「転職」という選択肢もあると思いますし、
独立願望はあっても何か現状に不満が無いのであれば「しばらくは待機してみる」というのもありだと思います。


あなたのアイディアは既に誰かが実現しています

独立起業を考えている中で
「このアイディアは画期的で絶対うまくいく!」という自信がある方、私もそうでした(笑)
でも実際にやってみてすぐに思い知らされました。

「あなたが思いついたビジネスアイディアは一万人以上が思いついている」
「あなたのその画期的なアイディアはニーズが実は無いかもしれない」
「あなたの最高のアイディアは既に多くのシェアを取られてしまっている」
「そのアイディアを実現するには途方もない資金が必要かも」

これ、残念ながら現実なんです。。。
自分で色々と考えて導き出した
「最高のビジネスアイディア」のつもりでもほぼ100%の確率で誰かが考えた事と被っているし、
実際に誰かが手掛けて失敗したか、検証した結果、手を出す前にやめているというケースが多々あります。

サラリーマンをやっていると見えないんですが、いざ独立してみると世間には多くの失敗したアイディアが転がっています。
試しにあなたのアイディアがネットに転がっていないか検索してみるとかなりの確率でヒットすると思います。
同業他社がやっていなくても他業種で同じようなスキームで使われていたりするんで、少し視野を広げて検索してみてください。

目新しいことをするよりも現職の延長線でプランニングを立てることがお勧めです。
でも考えすぎて足踏みをしてしまうくらいなら何も調べずに飛び出してみるのもありです。責任はとれませんが・・・

転職はデメリット?

少し本題と逸れてしまいますが「転職」についても考えてみます。
終身雇用や年功序列が当たり前だった一昔前は「転職回数が多い」と採用の際に不利になると考えられていました。

でも実際に一つの会社で長年積み上げた実績を携えて「いざ転職」となった時、
前職に長くいればいるほど新しい職場には馴染めないものだと思います。
「前はこうだった」
「あれが足りない、これが無い」
など前職との違いを目の当たりにして「やっぱり前の職場がよかった」という本末転倒な結果にもなりかねません。
これを踏まえると転職というものが本人のデメリットになるかどうかは本人次第という側面が強いという感じですね。

でも今のご時世いろいろな職場を経験した人材の方が即戦力になることもあります。
実際私の転職歴はこうなります。

3年:航空自衛隊
2年:パチンコ屋スタッフ
3年:居酒屋キッチン&ホールスタッフ
2年:中規模商社の卸営業
~ここから不動産業~
半年:ワンルームマンション売買
4年:賃貸仲介(住居&事務所などテナント)
1年:賃貸管理
5年:不動産売買仲介専門

こう並べてみると転職多いな(笑)
でも基本的に2年~3年スパンで変わっていますね。
手前味噌ですがどの業種に居ても転職するときには「辞めないで続けてほしい」みたいな感じで送り出してもらいました。
一番最初の「航空自衛隊」に居るときにはすでに「独立したい」と考えていたので、それぞれの業種で得るものが多かったからでしょうね。
当時から常に何で独立しようかと考えながら生活をしていたので、ビジネスアイディアばかりに目がいっていました。
今となってはどの業種でもいい経験をさせてもらえて「自分の力」になっていると実感します。
こう見ると単純に転職が多いだけでマイナスというのも違う気がしてきますね。

独立という目的をもって転職をすることで他ジャンルの経験を積むというのもありかと思います。

起業をして変化したこと

ここで独立起業後の変化をご紹介します。
というか私自身がサラリーマン時代も長かったのでその頃との違いといった感じですね。


・すべての決済が自分の判断でできる
→全ての判断が自己責任となります。何にお金を使おうと自分の裁量次第です。

・時間が自由
→出勤や休みも自由です。さぼったら全部売り上げに反映されます。

・仕事が楽しくなる
→仕事をすることが苦ではなくなります。売り上げが無い当初は楽しくないです(笑)

・お金に対する考え方が変わる
→経費などの使い道を常に考えるようになる。半年~一年後の資金計画など長期スパンの視点も備わります。

・上司や同僚に悩まされない
→嫌な上司も同僚もいません。でも誰にも相談できない&叱ってくれる人がいなくなります

・仕事の愚痴が無くなる
→仕事の愚痴なんて言っている暇がない。


特に「時間」と「お金」の感覚が変わっていることを実感します。
「時間=お金」という感覚になるといった方が適切かもしれません。

少し具体的に分解していくと
定時や残業、休日出勤なんて感覚もなくなります。
会社員時代と違って会社に行く通勤などで「嫌だな・・・」「面倒だな・・・」という負の感情は一切なくなります。
今これをやれば売り上げに繋がる!というメンタルになっていきます。
全ての時間の使い方が自分の事業を中心に回りだします。

サラリーマンの場合「経費」という名目でお金を使いまくる人がいますが「経費とはいっても会社のお金」です。
減ったら減った分だけ会社の利益が削られます。
起業後は日々のお金との付き合い方が大きく変わります。

嫌な仕事をしなくてもよくなるというメリットもありますね。
私が一番嫌だった仕事は「社訓」を叫ぶような朝礼です(笑)
今後も絶対に取り入れる気はありません。


できるのであれば独立するべき

今回のコラムの大きなテーマとして「みんな独立すればいいのに」というサブタイトルですが、
これは私が本気で思っている事です。
実際に独立起業をしてみた私の一番の感想は

「独立って思っていたよりも怖いものでは無い」

という事です。

だって街を見渡してみてください。
パン屋さんも床屋さんもコンビニエンスストアもはんこ屋さんも全員独立して起業した人たちが営んています。
もしも独立がほんとに怖いモノであれば全員公務員になっています(笑)

ここまで読んでくださった方の中で
「やっぱり怖い」
「踏ん切りがつかない」
という方には無理にとは言いません。
でも一度独立してみると視野が変わります。
時間に対する考え方もお金に対する考え方も全く違ったものになります。

毎日会社に時間を取られて上司や同僚の愚痴を言い合っているくらいなら独立してみましょう。
愚痴っていた上司や同僚の事なんか一瞬で忘れることができます。

終身雇用が崩壊しているこの世の中なので今後は自分の力で食べていく能力が必須になってきます。
テレワークやリモートワークなどが当たり前になれば不動産業界なんてほぼ独立した人しか生きていけません。

独立起業は「転職」のうちの一つの選択肢だと思います。
「絶対に会社員として会社と一緒に一生を終えたい!」
という方でなければ一度前向きに考えてみてください。

弊社では「独立支援制度」と「出戻り歓迎制度」を設けて一緒に働く仲間の独立を応援していこうと考えています。
一緒に働く仲間がみんな社長だったらどれだけ楽しいかと妄想してしまいます(笑)

もしも弊社に応募する方がいれば
「コラムを読みました」
といえば高確率で採用すると思います。
ですが、採用後は独立してもらいます(笑)

これを読んだ方が採用の問合せをしてきたら面白いな~

では~


※最後まで読んでいただいてありがとうございます。

今回は沖縄の不動産に関する内容ではなかったのですが
今後も「沖縄の不動産あるある」「沖縄の不動産売買」「不動産売買のケーススタディ」についてもいろいろと書き綴っていこうと思いますので、応援よろしくお願いいたします。

また、「宅建業で独立したい」「起業したい」「何を準備すればいいの?」という方に向けて、、、
というか10年前の私がこの状態でしたので、同じような考えの方がこの記事を読んで何かの参考やヒントになれればいいなと思っています。
あの頃の私と同じような境遇の方が読んで、何かしらのインスピレーションに繋がれば嬉しいです。

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