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Column

コラム

◆お金の価値について

【コラム】お金の価値~不動産価格と手数料~のイメージ

こんにちは。
㈱REGATEの金城です。

本日のコラムテーマ
お金の価値~不動産価格と手数料~
です。

最近不動産界隈でよく話題に上がる
「手数料無料」

これって単純に不動産業者の仕事の質を下げることだと以前のコラムでも書きました。
以下をタップ↓
【コラム】仲介手数料無料の捉え方~手数料って何だろう?~

しっかりとした仕事をして、手数料を貰う事が不動産屋さんの価値だ!
という感じの結論になりました。

ただ、私の中で釈然としない感じが残りました。。。

何故手数料が高いと言われるのか?
何故高い手数料じゃないといけないのか?

色んな事を考えてみて、
まずは「お金」というモノの根本を見つめることにしてみました。

いつもの不動産実務とかと違う趣向の内容です。
お金の成り立ちの部分なんかは子供にじっくり教えようと思いました(笑)

お役立ち情報というより、頭の中身を分解してみる作業に近いかも。

皆さんが大好きなお金について考えてみる記事です。

お暇な人だけお付き合いください。

※約10分で読めます

◆お金の成り立ち

諸説ありますが。。。
そもそものお金の成り立ちから考えてみます。

昔は物々交換が主流。

魚と野菜、野菜と肉みたいに
自分が持っていて他の人が欲しがるものを
他の人が持っている自分の欲しいものと交換して生活していました。

ただ、欲しいものが欲しい時に交換できないという事態が発生。

自分は魚が欲しいけど、相手が欲しがる野菜が無い。。。みたいな。

そこでそのほしいモノを直接交換するのではなくて
貝殻と欲しいモノを変えるようになったらしいです。

貝殻をモノの代用品にしたんですね。

貝殻3枚と肉。
貝殻1枚と野菜。
みたいな感じです。

こうすれば肉が欲しい時に相手に貝殻を渡せば交換が成立。
相手の欲しいものを用意する必要が無く、貝殻を代用すればいい事になりました。

でもしばらくすると

貝殻がすぐ手に入る海岸沿いの人が得をする?
割れる?貝殻の品質維持は?
どんな貝殻がいいの?
という感じで貝殻の存在が不公平を生み出しました。

人々はもっと普遍的な変わらないモノを求めるようになり。。。
品質が一定で希少性のあるものとして
金(きん)
が貝殻にとって代わりました。

金は希少性もあるし、普遍的です。
しかし大きな買い物をする時はたくさんの金が必要。。。
金は重いのでたくさんの金を持ち運ぶことが難しいという問題が発生。。。

そこで重くないモノにできないか?
持ち運びが簡単にできないか?
と考えだし
金を保管していつでも金と変えてくれるという人が現れました。

そこで「金の交換券」が出てきたんですね。
そのうち現物の金ではなく交換券とモノが交換できるようになった。

これがお金の成り立ちと言われています。
※かなり端折りましたし諸説あるのでクレームは受け付けません(笑)

では金は交換券と同義か?
あくまでも交換券は紙です。

ではなぜ紙がモノと交換できるくらいに価値があるようになるのか?
それはみんなが交換券に価値があると信じている「信用」があるからなんです。

つまり
「信用こそが価値=お金」
という事なんですね。

では信用を持つ人がお金を持てるのか?
お金と信用は同じか?を考えてみます。

お金持ちは信用持ちなのか?という事を分解しますね。


まず、貴方が主にお金を預けている銀行。
なぜ安心して預けられますか?
人々はなぜ銀行にたくさんのお金を預けるんでしょうか?

銀行が“安全だと信用している”からですよね?

これは銀行を他人に置き換えてみても結論は同じです。

つまり
信じられない人にお金は預けない
信じられる人はお金を預けられる

会社の株式も同じように信用して株を売り買いします。
信用された会社は株を買ってもらって利益を出して株主に還元します。

信用が無い人にはお金が集まらないので
「お金持ち=信用」
という事が分かってきました。

お金の正体は「信用」だったんですね。

ビットコインが価値を持っているのもこの
「信用」があるからなんです。
ブロックチェーンという技術で信用を保全する事で生まれたビットコイン。。。
脱線してしまうのでビットコインについてはまた別の機会にやりますね・・・(笑)

◆信用の価値と不動産

お金の正体が何となくわかったところで
不動産の価値についても考えてみましょう。


なぜ不動産が高い買い物なのか?

お金が信用価値だとすると不動産はとても信用のあるものになります。

それは金(きん)と似てて土地や建物という恒久的で普遍的なもので
長らく変わらないモノだからと言えるかもしれません。
確実にそこにあると信用できるから不動産が価値を持つんですね。

雨で流されたり、風で飛ばされるお家に何千万もかけれないでしょ?
土地の権利も自分のものだと主張できないなら何千万ものお金をかけれません。
明日いきなり他の人のものになってしまう心配があるなら、その土地に建物を建てるなんてギャンブルをする人はいないはずです。

何千万ものお金をかけてでも、その所有権というモノを主張できる信用があるから土地や建物は高いんですね。

はたまた不動産は人に貸したりすることでそこから収益を生み出せます。
今の考えで行くと収益を生むという事は信用を生み出すという事ですね。

お金=信用=収益

信用を生み出す装置が不動産と言っても過言ではないのでしょうか?

現に銀行が不動産に担保を取り付ける抵当権も
万が一の時に不動産をお金に換えることができる順位を保全するものです。
これは銀行が不動産をお金に換えられると信用している証拠ですね。

また、人が働いて得た収入をオーナーさんに支払ってでも借りたいというのが賃貸です。
自分の時間を使って
「労働して得た対価」を
「住むという価値を提供する」
オーナーさんに支払います。

オーナーさんに支払うのではなく自分で所有したいと思えば
家賃の何倍もする対価を支払って不動産を買い取ることもできます。

不動産に価値があると信用しているから
お金という信用を支払ってでも手に入れるんですね。

ここでもやはり信用=お金という結論に至りました。
信用できる不動産だから高いお金を払う事に納得できるんですね。

ここでは不動産が高い信用を得ることが分かりましたね。

お金=信用=不動産

◆不動産の仲介手数料は高いのか?

では高い高いと言われる不動産の仲介手数料。

実需(戸建て・マンション)の場合、沖縄の平均相場では2500~3000万円の売買が成立します。
その場合の仲介手数料は100万円程度になります。

100万円を
高いという人
無料にしろと言う人
に少し考えてみてほしいんです。

まず、人が動いているところ(労働力)にはお金(給料)が発生します。
営業マン一人が一カ月の給料である30万円を得るために労働をし、その対価と引き換えに給料を頂きます。

一件の不動産を売買できるのに3か月くらいかかるのが平均とすると。。。
30万円×3か月=90万円ですね。
その他の移動代や広告代とかの諸経費なんかを加えると100万円を超えます。
3000万円の物件を売買して3か月で成約するとほぼ等価交換です。。。

不動産屋さんに手数料を支払いたくないという方は考えてみてください。

ご自身で不動産情報を仕入れて、売主を見つけて交渉して
法的な不利や隠れた問題点を抽出してそれを解決するために調査して契約して、、、

不動産屋でさえも調査でミスをしたりするんですよ?
素人のあなたが仕事の合間の時間を使って3か月でこれを完遂できますか?

少し強引ですがこれが仲介手数料なんです。
つまり3ヶ月分の労働力と調査などの信用を頂いているんですね。

信用=お金=労働=仲介手数料

こう見てみると仲介手数料は高いとは言えなくなってきます。
でも
「売主さんと買主さんの両方から取る場合は倍じゃん!こっちを安くしろよ!」
って思いましたよね?

先ほども言いましたが3か月くらいで成約してトントンなんです。
我々も利益を出していかないと生活できません。
両方から手数料がいただける時に初めて利益が出て営業が成り立つんです。


それでも手数料を払いたくないという人は、不動産屋さんがいない世界を創造してみてください。

オーナーさんは自分で物件を管理しないといけなくなります。
入居の募集や広告、案内もオーナーさんの仕事になります。
借り手さんとの契約や退去の精算なんかも個人同士でやることになります。
売買の時は売主さんと買主さんの双方が自己責任で大金のやり取りをします。

こう考えると不動産屋さんがいた方がいいと思えませんか?

肉を食べたいからと言って牛を捕まえて(育てて)殺して切って洗って加工して、、、
てやる人を見た事がありますか?

寿司を食べたいから田んぼに田植えをして稲を収穫して脱穀して魚を釣ってきて捌いて。。。
てやる人います?


仲介手数料が高いのかどうかは
不動産を手にするまでのセオリーを考えてみると判断しやすいかもしれませんね。

◆信用を売るんだから。。。


ここまでをまとめると
信用=お金=労働=仲介手数料
という事になりますね。


では不動産屋が信用を売っているのか?

お客様からお金を貰う=信用を貰う

という視点で考えてみると

「信用を貰うに値する仕事ができているか?」

という疑問にぶち当たります。

不動産屋さんの中には利益だけを重視して顧客への信用を蔑ろにしている業者もいます。
不動産という高い商品を扱う事で金銭単位がマヒしやすくなります。

手数料も
「たったの10万円か・・・だったら手を抜こう」
という営業がいることも事実。

普段からうん百万円の手数料を貰う事に慣れてしまって金銭単位がマヒしてしまうんです。

たったの10万円って言うけどお前10万円を貰うだけの仕事しているの?
という営業マンもよく見かけます。
過去に部下がそんなことを言ったのでしこたま叱ったのを覚えています。
その叱られた彼は財布に1000円も入っていない人間でした。
そんな奴が「たった10万円」って言うので
人の財布から出るお金と自分の財布の中のお金の感覚って違うんだと改めて思いました。


こうやって不動産の手数料の事を考えてみて
お金の成り立ちを考えてみて
信用がお金だとすると

不動産屋さんは
その信用を頂くだけの仕事をしないといけない
事が分かりましたね。

お客様が売ったり買ったりすることができるまでの“間の作業が見えにくい”不動産業務。
商品として売り出す前にとてつもない泥をすすり、這いずり回る営業マンたちがたくさんいます。

でも、お客様の目の前に出る時にはきれいにパッケージされた不動産として流通するのがほとんど。
※たまに見るに堪えない売り出し方をする手抜き業者もいますが・・・


このアンバランスさと普段の営業マンの行動や態度の信用の低さが
不動産の仲介手数料は高いと言われる所以かもしれませんね。


高額の信用を売るのが不動産屋さんだと考えると
まだまだ自分の仕事はその報酬を貰える域に達していないような気がしてなりません。

ちゃんとした評価を得られる業界になって
「手数料まけてよ」
と言えないような仕事を心がけたいものです。

今回は不動産の手数料とお金について分解してみました。
私の頭の整理のための記事なので納得したようなしないような(笑)

物事を分解して考えると新しいものが見えてきて楽しいですね。
これからもいろいろと考えてみますので応援よろしくお願いします!


あ、最後にテーマと関係が無い全くの余談ですが
みんなが信用しているお金(紙幣、貨幣)について雑学を。。。

紙幣や貨幣はここ数百年の間に流通しているものなんです。
人類の歴史からするとまだ流行りだしたばかりという感じ。
今ではキャッシュレスも普及してきて貨幣や紙幣を使う人が減ってきました。
長い歴史から見ると紙幣や貨幣を使っている時代こそが希少と言われる時代も来るかもしれません。。。
「おじいちゃんが若いころは紙でモノを買っていたってほんと?」
みたいな未来が待っているかも。。。

中国とかでは紙幣や貨幣が信用できない(偽造多発)から
キャッシュレスが一気に普及したという逸話もありますし。。。

お金=信用と考えたら紙幣や貨幣の存在についても考えさせられますね。


では~


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