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Column

コラム

◆不動産屋さんの生き方

【コラム】不動産屋さんの生き残り方~強いだけではダメ?~のイメージ

こんにちは。
㈱REGATEの金城です。

本日のコラムテーマ
不動産屋さんの生き残り方~強いだけではダメ?~
です。

最近、私のもとに独立起業の相談に来る後輩や同業者さんが増えてきました。

でも私は不動産業者として独立起業してまだ一年半程度の若輩者です。
全然成功者でも無いし、まだまだ挑戦する事がたくさんあります。
経営者として教えてあげられることは少ないし、、、
というか経営しているという自覚無し(笑)
ほぼ自営業者としてのんびりやっています・・・

しかもここ一年間は何を思ったか当コラムの執筆に大きな時間を割いています(笑)
目的はあるんですが、完遂した時にこのコラムの目的を発表します。。。
#いつになるやら・・・


話を戻しますね。
独立起業してすぐに沖縄のバブル崩壊が囁かれ
2020年にコロナの猛威によりインバウンドの停止。
民泊事業やホテル事業、飲食や観光業など様々な業種が大打撃。。。

そんな中で木の葉のようにふわふわと大波に乗りながら世間の近況を客観視してきました。

そんな私が俯瞰でみて考えた今後の不動産屋さんの生き方みたいなものが見えてきたので、、、
今回はその事についてまとめてみます。

コロナ禍に於いて不動産業で独立起業を考えている方や、不動産業界で転職を考えている方にはいいヒントになるかもしれません。


あくまでも私の個人的な考えです。
暇つぶし程度に読んでください。

※約5分で読めます

◆目標が変わりました

弊社は2019年の12月に第一期の決算を終えました。
その時に計画した2020年の目標は
「経験のある営業マンを3人くらい雇って
収益の倍増を狙って事業の拡大に乗り出そう」
という感じでした。
年商もどのくらい見込んでて・・・
みたいなよくある事業計画ですね。

ところがどっこい。
新型コロナのニュースが騒ぎだされた今年の一月初め。
春節の中国人観光客が渡航できないという事になり
沖縄の観光関連の事業者は大きな打撃をくらいました。

その後、コロナは日本国内にも感染が広がり

3月の卒業シーズン、
4月の入学&新生活、
ゴールデンウィーク・・・
夏休み。。。
緊急事態宣言。。。自粛。。。

沖縄の基幹産業である観光業が大きく揺らぎました。
民泊事業も大打撃・・・事業用物件の空室が増えたりと不動産業界にも少なからず影響を及ぼしました。

沖縄にはコロナの影響を受けた会社さんがたくさんあります。

冬のボーナスカット。
人員削減。
基本給与の引き下げ・・・
倒産・・・

あまりいいニュースが報じられなかったこの一年。

そんな中、弊社の戦略は大きく舵を切っています。
当初に申し上げた従業員の確保と年商の倍増という枠をすぐに外しました。

目標を変えるというより考え方が変わったという感じですかね。

コロナ自粛でお客様と面談するのもはばかられる状況が続き、
今後の不動産屋さんの形態を模索し始めたんですね。
自粛中に無い頭をフル回転させてみたら、新しい考え方と生き方が見え始めました。

◆会社の価値

考え方が大きく変わった一つに
「会社という組織の価値」
があります。

組織を率いて人数を増やして、収益を伸ばしていって果ては上場を目指す。
少し前までの会社の勝ち方のセオリーです。
ZOZOの前澤前社長なんかがまさにそのど真ん中です。
彼の場合、運よく会社のバイアウトもできて、今ではお金配りおじさんになっています(笑)


私も起業前はこのやり方に憧れもあり
「せっかく独立起業したなら会社を大きくして、沖縄から全国に飛び出す会社を・・・」
「不動産業界を席巻して世の中を変えて・・・」
みたいな考えも持っていました。

「周りの会社よりも売り上げを出す方法」
「周囲を出し抜く方法やアイディア」

という感じの事を考えながら
「いつ〇〇人の体制にして売り上げは〇〇万円」
「このくらいに〇〇に支店を拡大」
「そのためにはこのサービスを磨いて・・・」
などという会社拡大の目標レールを敷いていました。

でもこの大きなコロナという波が起きて一気に変形した社会の形。。。

ほとんどの経営者さんは
「この状況をどうにかして打破したい」
「従業員を守るために苦渋の決断」
などと会社の現状を保つために奔走しています。

でも周りの声を聴いてみると従業員の方は
「ヤバそうだから転職しようかな?」
という感じなんですね。

残酷な話ですが会社と一緒に心中しようという従業員は1%くらいでは無いでしょうか?
みんな生活があり家族を養うために働くのだから当然と言えば当然だと思います。


ここで俯瞰の私の頭によぎった考えが
「会社を守るのは誰のため?」
「会社を大きくしたいのは誰のため?」
「本当に従業員のためになっている?」
という事。。。


従業員がみんな和気あいあいと充実した生活を送って
その上で生き生きと仕事をしてくれて更に利益が出てきて
従業員の給料もどんどん上がって充実していって
利益が利益を、人が人を呼んでどんどん大きくなって
株式の公開!晴れて上場達成♪

という理想は好景気の時の幻想だったんです。


従業員はいつでも辞めて転職をして自分の生活を確保します。
なら経営者(会社)も会社だけを見続ければいいのか?と言うとそうではありませんよね?

従業員はそっぽ向いて転職しても経営者は会社を止めるまで(潰すまで)逃れることができません。

たまに
「こんなにみんなのためにやったのに・・・」
「会社を大きくするのは従業員のために」
って嘆く経営者を見ます。。。

でもそんな人を見て思ったのが

何のために会社をやっているのか?
会社が大きくなることが勝ち?
従業員数や支店の数が偉い?
贅沢していい車乗るのが勝ち?
経営者は何のために経営しているの?

色々な疑問符とそれに対する答えが一通り出た時に
私の中の会社という組織の価値観が変わり、新しい生き抜き方が見えてきました。

◆強いものだけが生き残る世界は終わった

競争社会や弱肉強食の時代は終焉を迎え
強いものが生き残る時代が終わりかけています。

というか終身雇用が崩壊しているって10年くらい言われ続けたのに
コロナの蔓延でようやくみんなにも浸透してきたという感じですね。

インターネットの発展とSNSの普及で少し前までの
「大手企業が安泰」
という感じや
「看板が大きければ大きいほど集客できる」
という時代から

「個人に直接問い合わせや相談が来る」

という時代に移行したという事は当コラムで何度も申し上げましたよね。
そのために個人を評価してもらえる戦略に移行しないと置いていかれちゃうよ。。と。

【コラム】SNSの活用~私の狙い~
↑お時間がある方は読んでみてください


情報が瞬く間に流通する社会になって
組織の形態や集客の手法が変わってしまって
「何が何でも勝ち続ける」
「勝ち続けるために強くなる」
という姿勢だけでは会社の存続は難しいという事になったんだと思います。


会社は売り上げを出して、利益を出さないといけないのは当たり前です。
その手段として「勝つ」事だけに執着し
会社を「大きくする」事に集中してしまった戦略をとった人から撤退していっています。

「では勝つために何をする?」
という視点を持ってみましょう。

----------------------
生物が存在するためには他者の利益にならないといけない。
他者に利益を与えずに、自分だけ利益を享受する生物は生き残れない。
----------------------
という生物学の理を引用すると

他社の利益や社会の利益になる会社が存続し
自己の利益だけを追い求める会社は淘汰される


という事では無いでしょうか?

他社を淘汰して自社だけが生き残るという戦略で大きくなった会社はありません。
また、社会の利益にならない業界も会社も存続できません。

話が壮大になってきてしまったので少し戻しますね。

「社会のためになることが優先」で
「自社の利益は後からついてくる」
という至極当たり前の現実がくっきりと見えてきたんだと思います。

◆強くなるのと生き残るのは同義ではない


生き残るのが第一条件で、
目の前の勝ち負けではないというスタンスで考えてみると
『上昇志向が裏目に出て、生存率を下げてしまっている人』
がたくさんいる事が見えてきました。

上昇志向や向上心が悪いと言ってることではありません。

上昇志向を持って向上心を持って
社会に貢献できるような会社を作ろうとして
躍起になって会社を大きくしていくうちに
いつの間にか会社の利益と目の前の数字に縛られてしまっている経営者をよく見かけませんか?


先ほども引用した生物学の話でもう一つ面白い情報を。。。
--------------------------
ウィルスも生き残るために繁殖をする。
種を繁栄させるために、より感染しやすくするために強毒化して感染力を強めて蔓延する。
だが、強毒性のウィルスは宿主を殺し続けてしまうので生き残れなくなる。
過去にも多くの強毒性ウィルスが発生したが、今も残るウィルスは全て弱毒化している。
--------------------------

簡単に言うと
生き残りのために力を付けて周りを淘汰していると
いつの間にか独りぼっちになって飢えて死ぬよ。

という感じでしょうか。

「生き残るために弱くなる」
という選択肢も大切なのかもしれません。

この「弱くなる」は何もサービスの質を下げることや提供できる仕事のクオリティを下げるという事ではなく、
自社の利益が十分に取れているなら欲張らずに
余った利益は他社(他者)と分け合えばいい
という事だと思うんです。


不動産業って多くの情報を収益化する作業の繰り返しです。
他社を淘汰しようと試みて参入してきても、他社からの情報が入らなくなり、
孤立してしまい情報の鮮度が悪くなってしまって、ほとんど自滅してしまいます。


弊社は拡大路線や成長路線のレールを止めて
まずは個人(私自身)のファンを作って
同業他社さんと仕事を共有する方向に進んでいます。

一件当たりの収益率は下がりますが
(※両手取引が分かれになったり)
年初に決めた収益の目安は十分にクリアすることができました。

まぐれの年なのかもしれませんが
コロナ禍の変化を必要とされる年に収益を出せて
更にたくさんの同業者さんとパートナーになることができたおかげで
来年以降の仕事も順当に計画できています。

一人で勝ち抜く力を付けるのも大切ですが
共存共生で他社さんとのパートナーシップを広げていくことが
今後の生き抜き方の一つだと考えています。


一社(一人)で大きくなるよりも同業者さんとのコミュニティが大きくなる方が
お客様にはより良いサービスを提供できるし、組織としても強いものになると思います。
また、拡大していくスピードも段違いに早くなります。


これから独立起業をしようという方は
自分の会社を大きく強くするだけじゃなくて
自分の周りにいるコミュニティを強く大きくする視点を持つことも視野に入れてみてください。
そうする事で自分の立ち位置と立ち振る舞いが変わってきますし、
お客様に提供できるサービスも向上します。


今回はなんだか経営論みたいな感じでよくわからない内容になってしまいました。
でも今後の不動産業界を見据えるうえで必要な考え方だと思ったので
記事にして備忘録として残そうと思ったんです。

情報を集めすぎて朝令暮改を繰り返しているので
来年の今頃にはまた違ったことを考えていると思いますが・・・
優しい気持ちで末永くお付き合いください(笑)

では~


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