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コラム

◆沖縄のお墓事情

【コラム】沖縄のお墓事情~大きいお墓と風習~のイメージ

こんにちは。
㈱REGATEの金城です。

本日のコラムテーマは
沖縄のお墓事情~大きいお墓と風習~
です。


いつもの不動産のうんちくとは違っていますが、
沖縄の文化に興味がある人が良くコラムを見に来てくれるので少し沖縄のお墓のお話をしようと思います。


今回は沖縄独特の文化と歴史を垣間見る記事です。


あくまでも私の親族から聞いたお話がメインなので
余所の地域の風習なんかとは違っている事もありますのでご了承ください。

今回は私の祖父、父から聞いたお話を共有します。
なので彼らが間違っていたらこの記事の内容も間違いという事ですw


ま、それぞれの家庭がそれぞれの風習で先祖を祀っているので、あたりも間違いも無いと思いますが・・・


※約5分で読めます

◆沖縄のお墓はなぜ大きい?

沖縄のお墓として
亀甲墓(かめこう・きっこう)が有名ですね。


南部地域に多くて、普通の一軒家よりも大きな敷地と建物(墓石?)が特徴的。
内地(本土の事)にある縦長の石がある感じではありません。


中北部にもあることはありますが、南部地域の方が相対的に大きめだと言われています。

その理由がお墓の成り立ちだと思います。


一般的にお墓って先祖代々で祀ってきて、自分が死んだらそこに入るじゃないですか?
「○○家の墓」みたいな。

中北部のお墓はその流れが主流で一家代々のご先祖様を祀っているらしいです。
この一族が入るお墓を門中(むんちゅう)墓と言います。

昔から沖縄は子だくさん。
私の祖父くらいの世代だと8人兄弟くらいがアベレージ。
なのでその人の子や孫が入っていくので大きなお墓が必要だったそうです。
(昔は子だくさん倍々ゲームでしたからね。)


さて、ここで南部地域のお墓が更に大きな理由ですが
「親戚以外でシェアしている」
というのが大きな理由と言われています。

何でも南部地域は特に昔は貧しかったので一家でお金を出してお墓を買う事ができなかったとか。。。

そこで地域のみんなでお金を出し合って一つの大きなお墓を建てる事になったみたいですね。
もしかしたら八重瀬町(旧東風平村)だけの風習かもしれませんが・・・

んで、ただでさえ子だくさん。
(いや、子供をたくさん産んで働かせないといけない貧しい時代だから子だくさんも必然でした・・・)

子だくさん世帯がいくつも集まってお墓を建てる事になるもんだから
より大きなお墓が必要になって、それ故にお墓のサイズが大きくなった。
という感じだと思います。。。
この大多数の寄せ集めのお墓の場合も門中とは言うけど、一族という意味じゃなくて集まりという意味だとかなんとか・・・
正直意味が分かりませんw


あと、沖縄は風葬がメインだったので、無くなった人が風葬で骨になる(白骨化)まで安置するスペースが必要だったことも物理的に大きくなった原因だと言われていますね。

ちなみに那覇から中部方面にも比較的大きなお墓があったらしいのですが、
米軍統治の時代にどんどん取り壊されてしまったと聞いたこともあります。

なので戦後に新たにお墓を作る人たちは家族ごとのお墓を建てたので、南部地域のお墓に比べると少しコンパクトになっているという感じだと思います。

◆戦時中は防空壕だった

人が何人も中に入れるくらい大きな石造りのお墓。
山や岸壁を削った削りだしのお墓も多く、非常に頑丈な造りなんですね。

そのせいか戦時中は防空壕の代わりに住民が避難をしたり、
日本兵が作戦の拠点としてお墓を占拠したりしたらしいです。

私の祖父の話では日本軍が拠点にするために避難している住民をお墓から追い出したり、
赤ちゃんがいたら泣いて米軍に見つかるからと言って、お母さんごと日本軍に殺されたりしたらしいです。

あとは住民が邪魔だから自決を強要したとか。。。
日本の黒歴史ですね。
沖縄の人以外にはあまり伝わっていない出来事がたくさんあります。。。


お墓を使って人を殺す拠点にする、、、
歴史上の事とは言え、戦争とはいえ、、、
なんだか悲しいですよね。


80代以上の世代ではその頃のイメージが強くて
未だに内地の人を毛嫌いする傾向が残っています。。。

なんだかそういう背景も知りながらお墓のことを考えるといろんな感慨深い感情が芽生えてきますね。

◆最近のお墓事情・・・

最近では核家族も増えたし内地からの移住者なども多くなり、新しくお墓を建てる人たちは比較的標準サイズか、それより少し大きめのお墓を建てる感じになってきています。
不思議と亀甲墓を模したデザインが主流らしいですね。

あとは新たに墓地を開拓したり、新しい場所にお墓を建てることを禁止する自治体も出てきていて
管理型公園墓地というのが今のトレンドという感じでしょうか?

最近は小さくなったとは言え沖縄のお墓は基本的に内地のお墓より数倍大きいですから
そこかしこにお墓ができると景観が・・・という理由もうなずけますね。



あと、余談ですが沖縄の墓参りは清明祭(しーみー)と言って旧暦の3月下旬に
親戚一同でお墓に集まって宴会を繰り広げるのが主流です。
個別に親の命日とかにお墓参りをする人はほぼいないんじゃないですかね?
お墓参りをするよりも実家の仏壇に手を合わせに行く人が圧倒的に多い気もします。


ちなみにこの清明祭ですが、昔ながらの風習を知っているご高齢の方が減ってきたせいで
おばちゃん同士の認識が違っていて、毎年のようにおばちゃんたちが
ああじゃないこうじゃないって喧嘩をするのも風物詩となっています。


旧盆の時期にも同じような光景が繰り広げられますし、旧正月にも同じことが起きますw
お家を建てる地鎮祭とかにもおばちゃんたちはそれぞれの風習を主張しますし、
人によっては風水を見たりユタまがいの事をするおばちゃんもいます。
※ユタ=祈祷師のようなもの

それぞれの家族のそのお母さんたちの風習を受け継いでくるんだけど、毎年見ているはずなのにみんなうろ覚えなんです。。。
だからやり方が違うとか、こうじゃないとかの問答になってしまうんですねw

余談はこれくらいにして、最近では昔ながらの風習を守り続ける事が減ってきていて、方言なんかも喋れる人がどんどん減ってきています。
昔ながらの大きなお墓事体は壊さない限り残ると思いますが、お墓を祀る風習なんかは風化していくかもしれませんね。

最近ではこういった沖縄の風習の本とかも出ていますが、地域によって違っていたりするので本当の正解は無いのかもしれません。。。

◆今は核家族の時代

いかがでしたか?
いろいろ脱線したので何が本当に伝えたいことかよくわからない内容になってしまいましたw

沖縄の大きなお墓の歴史が少しだけでも皆さんに共有できていれば嬉しいです。
冒頭にも断りましたが私は南部出身なので他の地域の事は分かりません。

中北部、離島、、、
沖縄にはそれぞれに方言があり、それぞれに独特の文化が残っています。

これをきっかけに私も改めてお墓の事や、沖縄の文化の事、歴史の事を学んでみようかな~と思いました。

我々の世代で終わらせるのではなくて、子供たちにも語り継いでいってあげて
少しでも沖縄の文化が長く後世に伝わるといいですね。

あと、沖縄の歴史や文化を学んでいると不動産の売買の時に結構役に立つんですよね。
おじいちゃんやおばあちゃんとのトークにも活かせるし、
仏壇の行事なんかを知っているとお客さんへのアドバイスもできるし。


今回は不動産の事とはあまり関係が無い内容になってしまいましたが、
私個人的にはいい勉強ができたと思うので良しとします!


墓地の売買やお墓の事もご相談を承りますので
沖縄の不動産の事ならお気軽にお問い合わせください。


では~

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