◆不動産の査定調査実務
こんにちは。
㈱REGATEの金城です。
本日の査定コラムテーマは
不動産査定調査コラム~糸満市字大里 戸建て~
です。
今回の査定物件は市街化調整区域 緩和区域の戸建ての調査です。
ではど~ぞ~
◆糸満市字大里
今回査定調査した物件は
「糸満市字大里」
にある戸建てです。
市街化調整区域
緩和区域 既存宅地
建蔽率60%
容積率200%
集落地
旧来からの集落地。
敷地が広めというより広すぎる贅沢な邸宅。。。
(分筆して土地だけバラ売した方が購入層が広がる)
建物のサイズは一般より少し大きい程度。
平坦地。
小学校も近いのでターゲットはファミリー層がメインとなりそうです。
◆接道・給水排水経路を見る
集落地ですが全面道路が広く車の乗り入れも問題なさそう。
排水経路も勾配も取れていて側溝も整備済み。
ただ、後ろの敷地からの排水がこちらに来ていそうな感じ。。。
◆土地の広さがネック?
土地が広いに越したことはないんですが、今回の物件は敷地が広すぎ。
近隣の取引単価で坪単価18万くらいで計算しても土地代だけでも6000万円を超えてしまいます。
価格が大きくなりすぎると購入者が狭まるので、分筆して販売することを提案します。
◆査定結果
今回の査定は上記のもろもろを考慮して
7700万円となりました。
立地、建物の状態、道の広さ、勾配、傾斜。。。
全てにおいて大きな問題点がない物件です。
ただ、土地が広すぎるので一般的な住宅購入層を逃さないためには土地を分筆して
「中古住宅」+「土地」
「土地のみ」
のような売り方が望ましいと思いました。
糸満の中でも都心部より少しずれていますが比較的大きな集落で小学校も近いので人気のエリア。
ファミリー層をターゲットにすることで早期の成約を見込むことができそうです。
では~
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