こんにちは~
(株)REGATEの金城です。
最近、全国ニュースでもよく見かけるようになってきましたが……
「新築マンションの価格が地方でもエグいことになってきている」
これ、本当に深刻な話になってきましたね。
昨日の日経新聞にも取り上げられてました↓
新築マンション、24都道府県で年収の10倍超に 「1馬力」では買えず


■ 新築マンション、気づけば“全国的に1馬力では買えない時代”
東京だけじゃなくて、福岡・仙台・岡山・熊本・札幌…
もう全国的に“億ション”が珍しくない状況で、その結果、
24都道府県で年収倍率が10倍を突破。
年収倍率っていうのは「マンション価格 ÷ 平均年収」のことで、
これが 10倍 ってつまり、
1人の働き手で暮らす一般家庭では、
ほぼ買えないレベルまで価格が乖離している
ってことなんですよね。
■ 私が不動産業界に入った頃は「年収の7倍超えたら危険ライン」
これ、個人的にも衝撃なんですが…
私が不動産売買の世界に入った頃って、
「年収の7倍を超える住宅ローンは返済が苦しくなる」
って、本当に当たり前の基準として言われていました。
金融機関の担当者も同じ見解で、
8倍を超えてくると「これ大丈夫ですか?」と必ず確認が入るレベル。
それが今では全国平均で 10.38倍。
もうね……
「時代変わったなぁ」なんてレベルじゃなくて、
“常識そのものが塗り替えられてしまった” という感じです。
■ なぜこんなことに?──答えはシンプルで“コスト”です
記事の内容にもある通り、
今のマンション価格高騰の主犯は 建築コストと土地代の上昇。
鉄筋コンクリートの建築費はここ1年だけで 4~6%アップ。
資材も人件費も値下がりする兆しなし。
そこに加えて、
土地を巡ってはホテルなど他業種と奪い合い。
地方でも駅前の土地なんて本当に取り合いです。
そりゃマンション業者も…
「大衆向けを建てても利益出ないし、だったら高級物件に振るか」
こうなるのは自然な流れなんですよね。
■ 地方でも“億超え”が日常に。
熊本・岡山・札幌あたりはもう完全に東京並の勢い
熊本では最上階2億円のタワマンが即売れ。
岡山では3億円超が即完売。
札幌でも1億円超が連発。
購入者の半分は会社経営者や医師などの富裕層。
セカンドハウスや投資目的も多い。
これ、地方の平均年収から見たら明らかにバランスが崩れてます。
■ となるとどうなる?
→ “本当に家が必要な人”が置いてけぼりになる可能性
東北なんて実は年収倍率で見るとかなり高くて、
山形以外はすべて10倍超え。
しかも仙台のマンションなんて
普通の会社員でもペアローンを組んで7000万円台を買ってる状況。
専門家も言っている通り、
「実需(実際に住みたい人)が価格についていけなくなる」
これはもう避けられない未来だと思います。
■ じゃあ沖縄は?
→ 正直、他県の状況を見ると“まだ上がる余地がある”
沖縄も今は“高い”と言われていますが、
熊本のTSMC効果や、岡山・札幌の加熱ぶりを見ると、
沖縄のマンション価格は全国平均からするとまだ上がる可能性が高い
これが現実です。
特に南部エリア(那覇・豊見城・南風原など)は
土地の供給がタイトなので、
“建てられない”ことが価格上昇の大きな理由のひとつ。
だからこそ買う側は、
□ キャッシュフロー(返済比率)
□ 修繕積立金の将来
□ 中古の選択肢
□ 戸建てや土地購入の比較
こういった 「現実ラインの検討」 が必要になってきています。
■ 最後にちょっとだけ…
私はいつも「焦って買う必要はないですよ」とお伝えしています。
ただし、
“今の相場で買うべき人”と“待つべき人”は確実に分かれます。
この判断、めちゃくちゃ難しいです。
年収倍率が上がっている今ならなおさら。
もし「今買うべき?待つべき?」と迷ってる方がいたら、
お気軽に相談してくださいね。
相場の背景も含めてなるべくフラットにお話しします。
では〜