おはようございます。
株式会社REGATEの金城です。
今日は少しだけ不動産とは離れた話になりますが、
この日だけは毎年思い出す出来事があります。
今からちょうど15年前。
2011年3月11日。
当時の私は東京の池尻大橋にある不動産会社に勤めていました。
その日は物件調査のため、駒場東大前あたりを自転車で走っていたんですが、
突然、地面と建物が大きく揺れました。
「あ、これはよく言われている首都直下型地震が起きたな」
とっさにそう思ったのを覚えています。
急いで事務所に戻ると、エレベーターは停止。
裏口から事務所に入ると、室内は書類や備品が散乱していてぐちゃぐちゃの状態でした。
余震も続いていたし、
「これからどうなるんだろう…」
そんな不安な空気が事務所の中に漂っていました。
しばらくしてテレビをつけると、
千葉県の浦安で液状化現象が起きている
都内でも火災が発生している
というニュースが流れ始めました。
その時はまだ、
「いよいよ首都直下型地震の本番が来たのかもしれない」
そんな感覚でした。
ところがその後、ニュースで
東北に巨大な津波が到達したという速報が入り、状況の深刻さに愕然としました。
その日は電車がすべて止まり、帰宅することができず事務所に泊まることに。
余震が続く中、外の様子を見てみると、
事務所の前を通る国道246号線は帰宅難民でごった返していました。
電車が動かないため、
都心から何時間もかけて徒歩で自宅を目指す人たち。
あの光景も今でもはっきり覚えています。
翌朝テレビをつけると、
そこに映っていたのは津波にすべてを流されてしまった街の光景。
言葉を失うとは、まさにあの瞬間のことだったと思います。
当時、東京でも混乱は大きく、
コンビニやスーパーでは水や食料品がほぼ売り切れ。
私が住んでいた板橋周辺では、水道管が破裂して道路が水浸しになっている場所もありました。
遠く離れた東京にいた私でさえ、これだけの衝撃を受けたわけですから、
東北で被災された方々の心境は、きっと私が感じたものとは比べものにならないものだったと思います。
そして、あれから15年。
街は少しずつ復興していますが、
今でも完全に元通りになったとは言えない地域も多く、
復興はまだ途中だと言われています。
不動産の仕事をしていると、
「土地」や「建物」は資産であると同時に、
そこに人の生活や思い出が詰まっているものだと強く感じます。
だからこそ、災害は単に建物が壊れるという話ではなく、
街そのものや、そこにあった暮らしを一瞬で変えてしまうものでもあります。
沖縄は本土に比べて大きな地震が少ないと言われていますが、
台風や豪雨など、また違った自然災害のリスクがあります。
だからこそ、不動産を考えるときには
「価格」や「立地」だけでなく
・ハザードマップ
・災害リスク
・街のインフラ
こういった視点も大事なんだろうなと思います。
あの日の出来事を思い出すたびに、
不動産という仕事の責任の重さを改めて感じます。
世界に目を向けると、
イラン情勢などをはじめ、国際情勢は今も不安定で世界は大きく揺れています。
そんな中で、ここ沖縄で日々安心して不動産の仕事ができているということ。
これは決して当たり前のことではないんだろうなと、改めて感じます。
毎日普通に仕事ができて、
街があって、人が暮らしていて、
不動産の相談をいただける。
そんな日常は、実はとてもありがたいことなんだと思います。
だからこそ、当たり前の平和を当たり前と思わず、
今あるこの平和に感謝しながら、
今日は東北で被災された方々へ祈りをささげる日にしたいと思います。
では〜
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