こんにちは。
㈱REGATEの金城です。
本日のコラムは沖縄移住の現実~なぜ移住はうまくいかない?です。

旧HPの中でもたくさんのアクセスを集めていたコラムなので、新たに加筆修正をしながらご紹介しようと思います!
「いろいろ落ち着いてきたし今度こそ沖縄に移住したい!」
っていう人が多いです。
でも憧れの沖縄移住を実現したはいいものの、実際に沖縄に住んでみて移住を断念して帰るというケースも多いという現実を知っておいてほしいです。
なんと、沖縄移住を試みた8~9割は3年以内に沖縄を離れてしまうらしいです。
沖縄移住の失敗談は少し検索すればブログなどで沢山転がっています。
それらのブログは沖縄に憧れて移住を試みたものの、沖縄の生活に馴染めずに挫折したという失敗体験が主だと思います。
この記事は沖縄出身の私が上京し、10年以上沖縄を離れて暮らしてから沖縄に戻ってくるという逆移住をした経験と、東京と沖縄で不動産業に携わった業者の目線も盛り込んでみますので、他の人と少し違う仕上がりになっています。
沖縄移住をお考えの方に少しでも役立てば幸いです。
さて、沖縄移住を考えている人には説明の必要がないかもしれませんが、まずは沖縄のいいところをご紹介します。
私は21歳から30代にかけて11年間ほど東京で生活をしましたが、いざ戻ってきたら沖縄に当たり前に住んでいた時よりもいいところがたくさんあると気が付きました。
そんな私が実感した沖縄のいいところをご紹介します♪
1.寒くない&雪が降らない
雪が降るほど冷えないし、真冬でも暖房を使う事はほぼ無いので光熱費が安く済みます。もちろん路面凍結や雪かきなんて心配の必要もありません。
白い息が出るだけで子供たちは一日中大騒ぎです。
私の記憶にある最低気温は摂氏9℃くらいの日が一日だけあった気がします。
2.夏も沖縄の気温が低くなっている?
最近では東京などの関東圏だけでなくて東北地方や北海道の気温が沖縄を上回ることもしばしば。。。
今後、このままいくと夏は沖縄が避暑地になるかもしれませんねw
でも気温は低いとは言っても32度くらいの最高気温が4ヶ月くらい続きます。
最低気温が25度を下回るのも冬と春の数カ月だけです。
あと、殺人的な日差しとまとわりつく湿気の量は本土の比ではありません。
日差しに関しては1月でも日焼けしてしまう日があるくらい強いですw
3.のんびりしている?
秘密のケンミンショーとかでガレッジセールのゴリさんとかが面白おかしくアピールしている「うちな~たいむ」。番組ではのんびりとした県民性という点が主張されています。。。
よく言われているのは時間にルーズで待ち合わせによく遅れてくるというやつですね。これは紛れもない事実。
時間通りに集合場所に行ってもみんな集まらないので、自分だけ守るのが馬鹿らしくなり、徐々に誰しもが時間を守らなくなるという悪循環の賜物です。
時間に厳しい人にはストレスでしかありません。
私も時間に厳しい方なのでこの風習は未だに嫌悪感を感じています。
沖縄の人はのんびりしているというよりも「ただ単に時間にルーズ」という表現が正しいかもしれません。
ここで
「旅行とかで居酒屋に行ったら店員さんも隣で飲んでる地元の人もみんな優しかったよ?」
という人へ。
当たり前でしょ?観光客はお金を落としてくれるし、そもそも接客だし。。。あと、お酒飲んでいたらみんな朗らかな陽気な人になるにきまってるじゃん・・・
4.花粉が無い
これは恐らく花粉症の人には最高の条件だと思います。私も東京生活で花粉症を発症してしまったので帰ってきてからは本当に助かっています。
花粉症が無いだけでこんなにも快適な生活ができるなんて^^
花粉症の人が沖縄に移住したら沖縄移住の成功率は上がるかもしれません。
5.自然がたくさん
海は言うまでも無く、沢山の山や森があって自然がたくさんです。世界遺産にも登録されましたしね。
あと年中温暖な気候のせいで虫が大きいです。ゴキブリは引くくらい大きいです。
南国特有のカラフルな虫もたくさんいます。
冬でも蚊が飛ぶし、虫が嫌いな人にはいいポイントではないですね・・・
いい所だけをピックするつもりが少し嫌な点も混ざってしまいましたか?
気のせいだと思いますので続きをどうぞ。
お次は本題の沖縄移住の失敗ポイントをご紹介♪
1.給料が安い・待遇面がよくない?
説明するまでもありません。沖縄の県民所得は全国平均の最下位を毎年突っ走っています。そこそこいい歳の人でも手取りの給与が20万円を切る人も珍しくありません。
ボーナスが支給されない会社も多いですし、週休二日を採用している民間企業も少ないです。
待遇面で言えば断然首都圏で働いた方が高給取りになれます。
首都圏のパチンコ屋さんや居酒屋さんで働くアルバイトの方が沖縄の人より高収入かも・・・
2.家賃が安いから低コスト?
「家賃が安いから給料が安くてもいいでしょ!」という人がたまにいます。
確かに家賃は安いです。
那覇市や浦添市などの一部では高額の家賃ですが、全体的にファミリー世帯の2~3LDKの家賃が5~8万くらい。一人暮らしの1Rとか1Kは3~4万円といった感じです。
ただし、生活費が安いかというとそうでもありません。
電車が無く、モノレールも一部の地域にしか走っていないので、仕事でも何でも基本的には車が必須。自動車のローンや駐車場代、日々のガソリン代、維持費などを考えると固定費が安いというわけでもないんです。
スーパーの食品も輸送コストがかさむせいか本土より割高です。
ガソリン代勿体ないし自転車移動でいいじゃん。と思う方は残念!
自転車は日本全国どこでも盗まれますし、自転車で生活必需品が全て揃う。という好立地はなかなかありません。
低賃金で高コスト。
これが沖縄の現実です。
3.仕事に馴染めない
沖縄では県外から来る人を「ないちゃー」と呼びます。
今までたくさんの移住失敗者が積み重ねてきた実績(?)のせいで「ないちゃーはすぐ辞めて地元に帰る」という印象が強いです。
そのため、就職もないちゃーというだけで苦戦するケースがよくあります。
ないちゃーはすぐに辞めてしまうという底辺の印象からのスタートなので職場に馴染むのが大変だという声も聞きます。
もちろん長く住み着いてくれる移住成功者もいますが成功者の方が少数派です。
4.沖縄に飽きる
あなたが憧れた沖縄はリゾートで観光の場面しか見ていませんよね?実際に住んで生活をするとなるとずっと観光というわけにはいきません。
また、見慣れた海や大自然もいつかは飽きる時が来ます。
観光名所の国際通りに住んで生活するならずっと観光気分かもしれませんが、移住して国際通りに住みたいという人は聞いたことがありません・・・
観光気分で日常生活が送れるほど甘いもんでは無いんです。
5.人間関係が複雑?
沖縄の人はみんな優しい?そんなことありませんw
先にも述べましたが、沖縄旅行の時にみんなが優しく感じるのは観光客に対する接客対応だからです。
実際に生活すると嫌な人もたくさんいますw
結婚しようものなら沖縄独特の風習や親せき付き合い、ご近所さんとの人間関係など一癖も二癖もある人間関係だらけです。
これは沖縄に限った話ではないかもしれませんが、ご近所や親戚などとの人間関係構築はどこに行っても難しいモノだと思います。
今の場所で人間関係がうまくいかないから沖縄の優しい人たちに囲まれて過ごしたい・・・なんて夢を見ている人は「まず、今の場所でちゃんと人間関係を構築できないのに沖縄でできると思うなよ」と言いたいですw
6.虫が大きい、多い
先ほども少し触れましたが虫が多いし大きいんです。。。
昆虫が苦手な人はできるだけ那覇市内などの都心部に住んだ方がいいかも。
でも都心部でも虫は大きいです。
田舎に比べると少し少ないというだけです。
7.時間を守らない・ルーズ
はい、これは「うちな~タイム」が悪い方向に作用した一例です。
でも本当にルーズな人が多くて嫌になりますよw
定刻に動く電車移動という概念が無いせいで、幼いころから時間の感覚が曖昧なまま大人になってしまうんだと思います。
とりあえず思いつく限り沖縄移住に失敗した人の声をまとめてみました。
給料が安くて固定費がかかる、職場に馴染めなくて親戚付き合いなども難しい。そんなに優しい人達ばかりではないし、時間や約束事がルーズ。。。
自然も見飽きるし、虫も多い、そして大きい。。。
どうですか?
いいところないじゃん!!
と思います?
でもですね、観光だけで見た沖縄のイメージを捨ててください。現実を見た上でそれでも移住をしたい人であれば成功の確率は上がるかもしれません。
憧れだけで移住してきて異質な土地に定住するなんて、基本的に難しいんですよ。
逆にテレワークやリモートワークが主流のお仕事をしている人であればいいとこどりだけをしてもいいかもしれません。
定住するわけではなく、冬だけ沖縄移住みたいな。。。
物件を買って夏はリゾート客に賃貸して収益を生んで、冬は別荘として自分で住むという感じです。
リモートワークで仕事が途切れないで一定の収入が確保できるのであれば、ネックとなっている収入が低いとか、職場に馴染めないとかご近所付き合いがあるとかでも無いのでいい感じのバランスを取れるかもしれませんね。
「いや常夏を味わいたいし!冬に来ても意味無いし!私は沖縄に完全に住みたいんです!」
という人はこの先も読んでみてください。
沖縄移住に成功する人の特徴もご紹介します。
まず、私は東京生活が長く、沖縄に帰ってくるつもりはありませんでした。
でも妻の妊娠をきっかけに帰ってくるという決断をし、以外にすんなりと沖縄生活に馴染めました。
その理由はこんな感じ↓
1.私も妻も沖縄出身で親戚や兄弟、友達がいた
沖縄に戻る前から地元にいた同級生や家族が居たので、すでに人間関係ができているため「馴染めない」という悩みは皆無でした。
2.東京にいた時よりも少ない減給ですんだ
運がいいのか東京で仕事をしていた時よりも給料は少し安くなる程度で済みました。
東京であまり稼げていなかったというべきかもw
不動産屋という職種についたということもあるかもしれませんが、できるだけ所得が低いうちに沖縄に来たら収入ギャップが少なくて済みそうです。
3.宅建の資格と東京の経験が活きた
宅建という資格と不動産業の経験があったので沖縄でもすぐに就職ができました。もちろん沖縄出身ということもあって職場の人間関係に悩むことはありませんでした。
この三つがあってスムーズに帰ってくる事ができたんだと思います。
でも「ふつうはこんなに条件が揃うなんて無いし、ていうかお前は移住じゃなくて帰郷だろうが!」っていう声が聞こえてきそうですねw
はい、私の条件だと沖縄に移住したいという人には一切の参考になりませんもんね・・・
ここから客観的な目線で沖縄移住に成功している人の特徴も見つけたのでご参考にしてください。
★移住に成功する人の特徴
・移住の理由が都会からの「逃げ」じゃない人。
↑これ重要。失敗する人の大半がこの理由な気がします。
沖縄でゆとりと癒しを求めてもそんなに癒されません。どこからか逃げて来た人は結局沖縄からも逃げてしまいます。
・めちゃくちゃコミュニケーション能力があってガンガン人の輪に入っていける
・独立しても稼げる能力or資格を保有している、どこでも稼げる経済力がある
・独りぼっちでも生きていける(馴染めなくても平気?)
・沖縄の文化や風習に馴染める人。沖縄の文化が好きで異文化の風習を受け入れる事ができる人。
こんな感じです。
いくつ当てはまりました?
多分上記の条件で当てはまらない点が多い人は沖縄移住は難しいかもしれません。
最後に不動産屋の私が沖縄に移住をしたいという人の物件探しをお手伝いした経験と本音をご紹介。
沖縄に住みたい!という夢を持って物件を探しに来る人は年中絶えません、、、
みんなテンションが上がっているし、年収もそこそこの方ばかり。
そんな方々で沖縄で物件を探せない、もしくは不動産屋さんが相手にしてくれないという人たちの共通項目です。
※尚、お客様の声に対する回答は私の声ではありません。
「予算は1000万円以内で~、そこそこ利便性があって~、海が近くて~、コンビニとかスーパーも近くて~・・・・」
>ねえよそんな物件。。。
1000万円以下ですぐに住めそうな物件がそんな便利な立地にあると思うなよ。
もしそんな物件があったとしたら紹介する前に不動産屋が買うし。。。
「ちょっと帰ってから検討したいので押さえててくれる?」
>いや無理です。。。
ちょっと帰って検討する人で成約に至ったケースは皆無。
帰って検討するっていうやつの言葉ほど信用できないものはありません。
連絡がないからこっちから聞いたら
「あ〜あれ?やっぱキャンセルで♪他にいいのあったら教えてね〜」
という感じで、沖縄の不動産屋さんの履歴には過去の移住希望者達が積み上げた不誠実な実績が積もり積もっています。
「う~ん。イメージと違うな~。安くなる?」
>いや、イメージと違うのはそっちの都合じゃん?そんな理由で簡単に値下げ交渉できると思う?
もしも「値下げOKしてもらいました!」って減額交渉を成功させたのに「やっぱやめときます」みたいな人っていっぱいいてね。
勝手にイメージを膨らませて来ても困るんですよね〜
「じゃあ今度いい物件出てきたら教えてよ!すぐ買うから」
>多分このセリフを聞いてしっかりと次の物件を紹介する営業はいません。
旅行がてらで見に来たような軽い人を相手にする時間なんてないんです。まじフザケンナ!って感じです。
※上記は沖縄の不動産屋さんの統計結果です。私の心の声ではありません。
さて、最後に沖縄で物件を探したい方へ、沖縄の不動産屋さんからのアドバイスもお伝えしますね。
皆さん一様にキラキラとした目で物件を探してほしい!と要望してきますが、、、
「沖縄の土地って高いし、建築費も安くないです。」
「中古の住宅もそこそこの値段します」
「便利なところは普通に高いです」
沖縄は収入は安いのですが土地の価格の平均は全国でも11番目です。
※公示地価の都道府県ランキングより※公示地価の都道府県ランキングより
これが沖縄移住の第一歩の条件だと思ってください。
あれ?なんだか投資の素人の人に「不動産投資はそんなに甘いもんじゃないよ」って説教している時の気分と似ている気がします・・・www
厳しい言葉を並べましたが私は沖縄移住を反対しているわけでも無く、逆にちゃんと定住してほしいと思っています。
沖縄に移住をお考えで具体的な計画を練っている方には予め現実を知ってほしいんです。
沖縄移住は大変だよ。という事が少しは伝わればいいな~と思います。
あ、沖縄移住って日本国内だからって簡単に考えられがちなんですが、文化も風習も方言も何もかもが違います。
くらいの気持ちで臨めばちょうどいいかもしれません。
最後に説得力ゼロですが、沖縄っていいところですよ。めんそ~れ~。
ちなみに弊社の扱う移住者向けの海が見える物件はコチラ

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では~
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