不動産業界の
古い「枠」を取り壊して、
新しい「門」となる。
It will be a new "gate" by demolishing the old "frame" of the real estate industry.

BLOG
12月2日
2025
万博パビリオン再利用

 

 

万博パビリオンが沖縄へ?海水コンクリートの“未来の建物”がやってくる話

こんにちは~
(株)REGATEの金城です。

最近ちょっと面白いニュースを見たんですが、皆さん知ってました?

 

万博パビリオン 沖縄で再利用へ 世界初の海水で練ったコンクリート使用した「いのちめぐる冒険」 実現へ高いハードル

 

大阪・関西万博の人気パビリオン「いのちめぐる冒険」で使われた建物の一部が、なんと沖縄に“再利用”される予定らしいんです。

しかも普通の建物じゃなくて、**世界初の“海水100%で練ったコンクリート”**でできた特殊なモジュール。
いわゆる、これまでの常識とはちょっと違う“未来の建材”なんですよね。

■海水で練ったコンクリートって大丈夫なの?という話

私的には「え、海水!? 錆びないの?ほんとに?」って率直に思ったんですけど、
これがまたすごい技術らしくて。

鉄を使わず、炭素繊維で補強することで錆の問題をクリアし、
しかも薄くても強度がちゃんとあるという…なんとも未来的な素材。

沖縄って湿気・塩害・台風と“厳しい環境トップ3”みたいな県じゃないですか。
そんな中でこういう素材が実験じゃなく実用に入ってくるのは、不動産屋的に結構ワクワクします。

■「使い捨てしない建築」が沖縄に来るという価値

今回のパビリオンが面白いのは、“最初から再利用前提でつくられた”という点。
イベントが終わったら壊す、という従来の流れではなく、
「次の場所でまた役立てる」という考え方なんです。

資源の少ない沖縄だからこそ、こういう発想って本当に相性が良いんですよね。

しかも移設先が“学校施設”の予定とのことで、
万博で未来を体験した展示物が、今度は沖縄の子どもたちの学びの場になる。

なんか、ちょっとロマンありません?

■とはいえ、課題が無いわけではない

もちろん「はい移設!」と簡単にいくほど世の中甘くはないらしく…

・コストは本当に抑えられるのか
・沖縄の気候で長期耐久性はどうなのか
・学校施設として安全基準を満たすのか

こういうリアルな部分の検証が欠かせません。

ただ、こうしたチャレンジって、全部が全部うまくいく必要はなくて、
“実験しながら前に進む”という姿勢こそ、沖縄の建設・不動産業にも大きなヒントになるなと感じています。

■沖縄の不動産にとっても「未来の話」では終わらない

例えば土地活用。
「古い校舎どうする?」「予算が足りないけど耐久性はほしい」
こういう相談って日常的にあります。

今後こういう“再利用前提建築”や“新素材建材”が広がってくれば、
沖縄でも選択肢が増えていくのは間違いありません。

無いことも無いですが、、、
正直、沖縄の不動産って“選択肢が少なすぎる”のが現状なんですよね。

だからこそ、今回のニュースは
「未来がちょっとこっちに近づいてきたな」という感覚があって、
個人的にはすごく良い流れだと思ってます。

■最後に

万博が終わった後に“建物が海を渡ってやってくる”。
こういう話って、なんかワクワクしますよね。

これから土地活用を考える方、
売却か相続かで悩んでいる方、
「こういう新しい発想をどう不動産に活かせるの?」と思った方は、
いつでも気軽にご相談くださいね。

では〜

この記事を書いた人

不動産売買に関する事を思うままに書いています。
お孫さんの代までお付き合いできる不動産屋さんとして「紹介率No1」を目指します。
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