不動産業界の
古い「枠」を取り壊して、
新しい「門」となる。
It will be a new "gate" by demolishing the old "frame" of the real estate industry.

BLOG
11月13日
2025
会社の「次」を考える時期

こんにちは~
(株)REGATEの金城です。

先日読んだ記事に、ちょっとハッとさせられました。
東京商工リサーチの「2025年後継者不在率調査」っていうデータなんですが、
企業全体の**6割以上が「後継者がいない」**っていう結果だったんです。

しかも不動産業だけ見ても、**61.1%**が後継者不在。
……うん、正直「わかる」って思いました。


■ REGATEも8期目へ

うちのREGATEも、今年12月で7期が終わって、年明けから8期目に入ります。
仮に25年くらい続けるとして、単純に残り17年。
そう考えると、思ってるよりあっという間なんですよね。

私自身、同族に承継するつもりはなくて、
従業員の長嶺さんも同世代。最後まで一緒に走れたなら、
おそらく引退のタイミングもいっしょになると思います。

ここ数年で新人さんを採用したこともありますが、
正直、新人さんが仕事のペースやレベルについてくるのはなかなか難しい現実もあって…。
もちろん、今後もご縁があれば“一緒に不動産の仕事を楽しめる仲間”は増やしたいですが、
ゼロから新人さんを育てるのは、やっぱり簡単じゃないなと感じています。

もしも後継になる人が育たなければ、
17年後には私は61歳、長嶺さんは59歳。
……うん、悪くないタイミングかもしれませんね。

つまり、「いずれ会社をどう終えるか」も考える時期に入ってきたのかなと。
今回の記事を読んで、そのスイッチが入った感じがしました。


■ “会社じまい”を前向きに

記事によると、「後継者がいないけど、まだ決めていない」という会社が約46%。
きっとみんな、“考えてるけど答えは出ていない”という段階なんでしょうね。

私も最近は、「誰かにバトンを渡す」だけが選択肢じゃないと思っています。
ちゃんと自分たちのペースで、きれいに終わらせる。
そんな“前向きな会社じまい”もアリだなと。

たとえば――

  • 残り17年を逆算して、どんな形で幕を下ろしたいかイメージしてみる

  • 社員やお客様に迷惑をかけない終わり方を考えておく

  • 無理せず、でも後悔のないように準備する

こういうのを今から少しずつ考えていくのも、大事な経営の一部だと思っています。


■ 沖縄の不動産業界でも

八重瀬・豊見城・南風原あたりを回っていると、
「もう次の世代には継がせないつもりさ~」というオーナーさん、最近ほんと多いです。

後継ぎ問題って、実は地域の不動産市場にも影響していて、
“土地をどうするか”“アパートをいつ手放すか”――
そんな相談も、これからますます増えていく気がします。

だからこそ、REGATEとしても“自分たちの終わり方”を考えながら、
同じように悩む方々に寄り添える存在でありたいと思っています。


■ 最後に

今回の記事を読んで、
「会社を続けること」と同じくらい「どう終えるか」も大事だなと感じました。

焦るつもりはないけど、
未来の話をちゃんと始めておくのって、やっぱり大切ですね。

では~

この記事を書いた人

不動産売買に関する事を思うままに書いています。
お孫さんの代までお付き合いできる不動産屋さんとして「紹介率No1」を目指します。
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