不動産業界の
古い「枠」を取り壊して、
新しい「門」となる。
It will be a new "gate" by demolishing the old "frame" of the real estate industry.

BLOG
10月28日
2025
八重瀬町字世名城の土地の相談

こんにちは〜
株式会社REGATE(リゲート)の金城です。

最近、過去のお客様や知人から不動産の相談をいただく機会が増えてきました。
ありがたいことに、「ちょっと聞いていい?」という声をかけてもらえるのが何より嬉しいですね。

さて、今朝は旧友からのご相談がありました。
内容は「友人のお母さまが所有している土地を、知人に売るかどうか迷っている」というもの。

実はこの土地、2年ほど前に私が机上査定をさせていただいたことがありまして、そのときは話が進まず一旦保留になっていた案件でした。

そして今回、再びその“お母さまの知人”が「やっぱり買いたい」と言ってきたとのことで、再度のご相談です。


当該の土地は市街化調整区域の緩和区域に位置しており、接道もあります。
ただし高低差があり、擁壁の組み換えなどに費用がかかりそうな土地です。
既存のトンブロック(古い土留め)も、長年の土圧に耐えきれず少し傾いてきている様子。

また、長年放置されていたため隣地への樹木の越境などもあり、近隣への影響を気にされていたとのことでした。

お母さまは認知症の初期症状があり、息子さんたちの話では「安くても手放したい」というお気持ちが強いようです。


そして気になるのが、
今回その“知人の方”が提示してきた購入金額。

なんと——
私が2年前に出した机上査定価格の10分の1以下…。

これはさすがに安すぎです。


このように「売る側」と「買う側」がすでに決まっている場合、
一般的な相場査定とは違い、**双方が納得できる“着地点”**を見極めることが大切になります。
私たち不動産仲介業者の役割は、単に数字を出すことではなく、
「どんな価格なら双方にとって良い取引になるか」を一緒に考えることです。

売り手が納得していれば、相場より安い金額でも取引自体は成立します。
ですが、介護費用や今後の生活設計を考えたとき、
「いくらなら将来的に安心して暮らせるか」という視点も大切。

今回はそうした点を踏まえて、
「お母さまの状況も考慮した価格を提示してみては?」とアドバイスさせていただきました。


特に市街化調整区域の土地の場合、
地目・接道・開発許可の有無など、
ひとつの条件が価格に大きく影響します。

一概に「このくらいが相場です」と言い切れないのが難しいところです。


沖縄県南部地域で
「市街化調整区域に土地を持っているけど、売るべきか迷っている」
「近所の人から“買いたい”と言われたけど、適正な価格がわからない」
そんな方は、どうぞお気軽にご相談ください。

地元密着で、状況に応じた最適なアドバイスをさせていただきます。

では〜

 

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