不動産業界の
古い「枠」を取り壊して、
新しい「門」となる。

It will be a new "gate" by demolishing the old "frame" of the real estate industry.

こんにちは～

(株)REGATEの金城です。

今日は家を買うという事を不動産屋目線で分解してみます。

さて、初めにみなさんは家を買うという事を聞いて何をイメージしますか？

この質問で多くの人は建物の中での生活をイメージすると思います。

正に「家」をイメージしますからね。

そして、ほとんどの人は住宅ローンという30年以上のローンを組んで家を買う事になります。

ちなみに土地も何もかも高騰している沖縄では賃貸で支払う家賃と毎月のローンの返済額で比べると、ほとんどのエリアで毎月の家賃を支払う方が安く済むという状況になってきています。

では住宅を購入するという点で何故家賃よりも高い金額を支払ってでも家を買うのか？

という事が疑問になりませんか？

何か大きなメリットがない限りは家は買うより借りた方が経済的ですから・・・。

私が思う住宅を購入するという目的の最大のポイントは

「そこの土地を買う事ができる」

という一点に尽きると思います。

そう、みなさんが真っ先に思い浮かんだ「建物」の購入では無いんです。

建物は木造であれRCであれ経過する年月とともに劣化していきます。

そして築4～50年もすれば古い物件として認識されて、不動産の査定に於いては価値がないとみなされます。

リフォームしたりメンテナンスをしたりで利用できる状態を延ばすことはできますが、どんだけメイクしても年をとったお肌が若返らないのと一緒ですね。

ですが「土地」は残ります。

建物は老朽化して朽ちてしまっても土地は残ってくれます。

土地は将来的に値下がりしているかもしれないし、値上がりしているかもしれないのですが、確実に「売る」事が出来ます。

ローンが完済していれば土地の価格は現金として返ってくるんです。

そうなんです。

家を買うって聞くと建物を買って住むというイメージが先行しがちですが、「土地とその場所を買う」が正しいと思うんです。

飯田クループの建売住宅なんて建物の良し悪しはどこも変わらないし、都会でも田舎でも同じクオリティの建物が建ちます。

でも値段は都会の好立地の物件は高いし、ド田舎の物件は安い。ということは、やっぱり家の資産価値ってほぼ土地の価値と言っても過言じゃないと思うんですよね。

という事で家を買うという事は「土地」を買うという事なので、遠い将来に売却したいと思った時に

「自分以外にもこの立地を欲しがる人が居るのだろうか？」

という事を念頭に置いてください。

我々不動産屋も不動産の査定をする時はまず「立地」と「土地」を評価しますから。。。

まとめると

「家」というより「土地」を選ぶという事が何よりも重要です。ということでした。

ちなみにこの持論は不動産屋としての主観と私の独断と偏見に満ち満ちた意見なので悪しからず。

では～

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