不動産業界の
古い「枠」を取り壊して、
新しい「門」となる。
It will be a new "gate" by demolishing the old "frame" of the real estate industry.

BLOG
5月28日
2025
家族で考える“終の住処”の話

 

こんにちは、

(株)REGATEの金城です!

今回はちょっとだけ、いつもよりしっとりめな話を。

みなさん、
「終の住処(ついのすみか)」って意識したことありますか?

年齢を重ねていく中で、
「この先、どこで、誰と、どうやって暮らしていくのか」
を考えるときに出てくるキーワードです。

最近、私たちのもとにもこんなご相談がありました。

「親が住んでいる家が古くなってきて…
でも、自分たちは別の市に住んでいて、
このまま空き家になった場合はどうすればいいですか?」

って。

わかります、これ。
実は、私の実家もまさに同じ状況です。

ウチの実家は母が早くに亡くなったので父がひとりで住んでいるんですが、
兄夫婦も私もそれぞれ持ち家があるので、
「この先どうするのか?」と、よく考えることがあります。

昔は“実家を継ぐ”のが当たり前だった時代もありましたが、
今は生活スタイルも働き方も多様で、
子どもが県外に住んでいるご家庭も多いですよね。

そんな中で、ご両親の今後を見据えて選べる選択肢としては…

  • 今の家をリフォームして住み続けてもらう

  • 利便性の高い場所へ住み替えてもらう

  • 思い切って売却し、施設入居などの選択肢も視野に入れる

などがあります。

どれが正解、ということはありません。
“家族みんなが納得できて、前向きに暮らしていける形”が大切なんだと思います。

昔のように「終の棲家にこだわる」のは現代の実情に合っていない気もします。

私たち不動産屋も、ただ物件の売却や購入をサポートするだけではなく、
そうした家族の気持ちに寄り添ったご提案を心がけています。

このテーマをお客様とお話しすると、
ほとんどの方がこうおっしゃいます。

「やっぱり親が元気なうちに考えないといけないですね。」

本当にその通りで、
認知症や病気など、何かが起きてからでは
選択肢も限られてくるし、心の余裕もなくなってしまいます。

場合によっては、お子さんやお孫さんの世代まで巻き込んで、大変な思いを引き継ぐことにもなりかねません。

このコラムを読んでくださっている方は、
私たちと同じ世代だったり、
これから親御さんの相続を考える立場の方が多いと思います。

そこでひとつ、不動産屋としてアドバイスを。

今すぐ結論を出さなくてもいいんです。
まずは、ご両親に「将来の暮らし、どうしたい?」と聞いてみてください。

できれば、お盆やお正月など、
兄弟姉妹が集まるタイミングで家族会議を開いてみるのもおすすめです。

親御さんの想いを尊重しつつ、
家族みんなで話し合って決めていくことが
“もめない相続対策”にもつながっていきます。

「相続対策=相続対策」と思われがちですが、
実際は違うんです。

「うちは資産がないから相続の心配なんていらないよ~」

なんて言っている方ほど、実は問題が起こりやすい…
というのが不動産実務をしていて痛感する現実です。

相続って、資産の大小にかかわらず、
“生きているすべての人”に関係する問題なんです。

ということで、
今日は「終の住処」から「相続を考えるきっかけ」にもつながるお話でした。

「実家の整理、どうすればいい?」
「空き家になったらどう活用できるの?」

そんなご相談も随時受付中です😊
お気軽にLINEやお電話でご相談ください!

では~

 

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この記事を書いた人

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