不動産業界の
古い「枠」を取り壊して、
新しい「門」となる。
It will be a new "gate" by demolishing the old "frame" of the real estate industry.

BLOG
8月14日
2025
巨人・恒大がついに退場へ。中国不動産の終わりの始まり?

巨人・恒大がついに退場へ。中国不動産の終わりの始まり?

 

 

こんにちは、(株)REGATEの金城です。

 

中国恒大、香港市場で上場廃止へ-不動産危機の象徴が退場

このニュースを見てちょっと衝撃だったんですが、中国の不動産大手「中国恒大(エバーグランデ)」が、香港市場からついに上場廃止になるそうです。
日付は8月25日。実はもう1年半くらい株の取引は止まっていたんですが、正式に“退場”が決まった形ですね。

あの勢いはどこへ?

 

ちょっと前まで恒大といえば、中国の成長を象徴するような存在でした。
高層マンションをバンバン建てて、売って、また次の街へ…みたいな。

でも2021年に債務不履行(デフォルト)を起こしてからは、坂道を転げ落ちるように資金繰りが悪化。

背景には、中国政府の不動産規制「三本の赤線」っていうルールがあって、借金に頼ったビジネスモデルが一気に行き詰まったんです。

回収できた資産は…モネの絵?

 

今回のニュースで驚いたのが、清算人がこれまでに回収できた恒大の資産が、たった約2億5500万ドルしかないってこと。
あれだけの巨大企業が、残ったのはほんの一握り。

しかもその中には、なんとモネの絵画まで含まれてるらしいんです。
ビルや土地じゃなくて、最後に売られたのが美術品…なんだか映画のワンシーンみたいですよね。

不動産の“低迷”は恒大だけじゃない

 

もちろん、これは恒大だけの話じゃありません。
中国全体で不動産の低迷が長引いていて、他の大手開発会社も清算命令を受けるケースが出てきています。

中国政府も景気を刺激したい気持ちはあるはずですが、住宅価格を一気に押し上げるような全国規模の政策はまだ出ていません。

沖縄にも他人事じゃない話

 

「中国の話でしょ?」と思うかもしれませんが、実は沖縄の不動産市場とも無関係じゃありません。

海外投資家の動きや、アジア圏の景気感って、じわじわ日本の不動産価格や需要にも影響してきます。
特にリゾート系や商業系の投資は、中国マネーが冷え込むと変化が出やすいんです。

恒大の退場はひとつの時代の終わりを象徴しているかもしれません。
でも同時に、新しい不動産市場の形が生まれるスタート地点でもあるはずです。

沖縄でも「売り時」「買い時」の波は必ず来ますから、そのタイミングを見極めるアンテナは、常に張っておきたいところですね。

 

とりあえず今日はこの辺で。

では~

 

—————————————-
不動産の価格を徹底的に調査するために弊社では不動産の売れ行きを毎日収集しています。
不動産売買マップ
※毎日、宜野湾市、浦添市、那覇市、西原町、南風原町、与那原町、豊見城市、糸満市、八重瀬町、南城市の不動産の売り出し事例を収集しています。

不動産の最新情報はSNSでご紹介していきます!フォローお願いします^^
友だち追加

↓シェアといいねをいただけたら励みになります♪

この記事を書いた人

不動産売買に関する事を思うままに書いています。
お孫さんの代までお付き合いできる不動産屋さんとして「紹介率No1」を目指します。
不動産に関するご質問など随時個別にご対応させていただきます!お気軽にお問い合わせください!

記事一覧を見る
Tag
もっとみる
TOP
電話をかける 無料査定
無料査定