不動産業界の
古い「枠」を取り壊して、
新しい「門」となる。
It will be a new "gate" by demolishing the old "frame" of the real estate industry.

BLOG
4月26日
2025
市街化調整区域に建築は出来るのか?

こんにちは!

(株)REGATEの仲村渠です。

今回は、市街化調整区域に建物建築は出来るのか?という内容になります。

マイホームを建てたいけど希望する土地に家が建てれるのか分からない、もしくは土地を相続したがこの土地に相続出来るか分からない方などの参考になれば幸いです。

お時間がある方は読んでみてください!

 

市街化調整区域とは?

下記内容が、市街化区域と市街化調整区域についての説明になります。

【市街化区域】
市街化区域は、街を活性化してより良い街を形成するための地域です。
人々が住みやすくなるように、インフラの整備などが積極的に行われている地域になります。

【市街化調整区域】
市街化調整区域とは、市街化を抑制する地域です。
人が住むための住宅や商業施設などを建築することは原則認められていないエリアです。
※地方自治体に申請することで建てられる場合もあります。

上記の内容を簡単に説明すると、市街化区域では基本的には住宅用の建物を建てる事ができ、市街化調整区域では原則住居用の建物を建てる事が出来ないという内容です。

ですが、調整区域内でも『緩和区域・既存宅地・白地・農振』に該当して、条件を満たせば建物を建築出来る事があります。

下記情報を参考にしてください。

緩和区域での建築条件

緩和区域内で建物を建築する際に、住居用建物を所有していない事。(無資産証明書の提出が必要)

土地の面積が150㎡以上である事が条件になります。

 

既存宅地での建築条件

市街化調整区域に指定される前から宅地に指定されており、50戸以上の建物が連垣している等の条件があります。

 

白地での建築条件

畑などの農地で使用されているケースが多い為、農地転用などの手続きが必要をすれば可能

※白地は農地として使用されている事が多い為、建築出来ないケースが多いとか…

 

農振での建築条件

農業を営む為に住居用建物を建てるなら可能

分家住宅であれば可能

 

といった内容になります。

那覇市は市街化調整区域に該当しませんが、弊社が主に取引をしている南部付近では、市街化調整区域に該当する事も多い様なので、査定依頼等があった際には気を付けて調査しないと後からトラブルに発展する事もあるので、依頼があった際には慎重に調査する事を心がけようと感じました。

また、市街化調整区域は規制等が複雑で不動産会社、役所の方も人によっては意見が変わる事もあるようで…

弊社の先輩社員も過去に、他社不動産会社と役所の方が『市街化調整区域なので建築が出来ない』と言われたそうですが、詳しく調べて見ると条件次第では建築可能だったという事例もあったそうです。

改めて、入念に調査する事の大切さや、知識を付けて対応しないと誤った対応をしてしまい売主様、買主様にも迷惑をかけてしまうなと思いました。

私自身、まだまだ勉強不足なのでもっと知識を付けて対応出来るよう日々の積み重ねを大切にして行きます。

それではまた〜

 

 

 

 

この記事を書いた人

TEL:080ー6481-0343
不動産キャリア:2年(賃貸管理業務2年)
出身地:豊見城市

前職は不動産賃貸業でした。売買業務は未経験ですが、お客様の大切な不動産を安心・安全に取引できるよう対応いたします。
気になる事がありましたら、お気軽にご連絡ください!

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