不動産業界の
古い「枠」を取り壊して、
新しい「門」となる。
It will be a new "gate" by demolishing the old "frame" of the real estate industry.

BLOG
8月26日
2025
沖縄でも増える「おふたり様」夫婦の終活|遺言・任意後見・不動産の注意点

沖縄でも増える「おふたり様」夫婦の相続と不動産の備え方

 

こんにちは、(株)REGATEの金城です。
今日は「おひとり様」ではなく「おふたり様」――つまり子どものいないご夫婦の相続や終活についてお話しします。

おふたり様に潜む相続リスク

 

最近では女性の社会進出の促進によって子供のいないご夫婦も増えてきました。

「夫婦2人だから安心」と思いがちですが、いざどちらかが亡くなったり介護が必要になると、思わぬトラブルに直面することがあります。

例えば、夫が亡くなった場合、残された妻が遺産をすべて相続できるとは限りません。

下記の図のように夫に兄弟姉妹がいれば、その人たちも相続人になるのです。

疎遠な親族から突然「遺産を分けてほしい」と言われるケースも珍しくありません。

↓法定相続分の図

 

遺言でトラブルを防ぐ

 

その疎遠な兄弟姉妹からの相続トラブルを未然に解決する策のひとつが遺言書です。

兄弟姉妹には「遺留分」がないため、遺言さえあれば希望通りに財産を配偶者へ残せます。

 

 

不動産名義のチェックも必須

 

沖縄では先祖代々の土地や実家を引き継いでいるケースが多くあります。

夫婦で住んでいる家でも、名義が夫の兄弟と共有になっていることもあり、その場合は売却や活用に同意が必要です。

「施設に入りたいから自宅を売って資金にしたい」と思っても、親族の同意が得られなければ身動きが取れません。

元気なうちに名義を整理したり、持ち分を買い取ることも検討しましょう。

 

介護・認知症への備え

もう一つ大事なのは、介護や認知症に備えることです。

沖縄でもご夫婦揃って高齢になれば、同時にサポートが必要になる可能性があります。

 

  • 任意後見契約…認知症になった場合に備えて、財産や生活の管理を委ねる契約。
  • 財産管理等委任契約…銀行手続きや施設入所の段取りを任せられる仕組み。
  • 死後事務委任契約…葬儀や納骨など死後の手続きを依頼できる。

 

甥や姪、専門家にお願いしておけば、突然のトラブルにも対応できて安心です。

 

 

まとめ|沖縄のおふたり様こそ早めの準備を

 

いかがですか?

「うちは子どもがいないから大丈夫」と思っていると、思わぬ相続トラブルに巻き込まれる可能性があります。

特に不動産を持っている沖縄のご夫婦は要注意。

遺言、名義整理、後見契約など、早めに準備しておくことで残されたパートナーが安心して暮らせます。

 

 

 

もし同じような不安がある方は、ぜひ私たちREGATEにご相談ください。

沖縄の不動産事情を踏まえて、一緒に安心できる未来を描いていきましょう。

弊社では現在、相続物件の調停や裁判などのお手伝いをさせていただき、売却までのサポートをさせていただいております。

 

この記事が役に立ったと思ったら、ぜひSNSでシェアしてください。
では~

—————————————-
不動産の価格を徹底的に調査するために弊社では不動産の売れ行きを毎日収集しています。
不動産売買マップ
※毎日、宜野湾市、浦添市、那覇市、西原町、南風原町、与那原町、豊見城市、糸満市、八重瀬町、南城市の不動産の売り出し事例を収集しています。

不動産の最新情報はSNSでご紹介していきます!フォローお願いします^^
友だち追加

↓シェアといいねをいただけたら励みになります♪

この記事を書いた人

不動産売買に関する事を思うままに書いています。
お孫さんの代までお付き合いできる不動産屋さんとして「紹介率No1」を目指します。
不動産に関するご質問など随時個別にご対応させていただきます!お気軽にお問い合わせください!

記事一覧を見る
Tag
もっとみる
TOP
電話をかける 無料査定
無料査定