不動産業界の
古い「枠」を取り壊して、
新しい「門」となる。
It will be a new "gate" by demolishing the old "frame" of the real estate industry.

BLOG
1月14日
2025
沖縄の不動産と仏壇行事

こんにちは!

(株)REGATEの金城です。

正月休みが明けて一週間経過。

もうすっかり仕事モードですね~

 

先日は成人の日もあって、各地で盛り上がっていましたね^^

新成人の皆さんおめでとうございます。

 

さて、行事ごとと言えば次に来るのは「旧正月」です。

中国とかでは春節で大型連休になってたくさんの旅行客が押し寄せて爆買いをしていくというアレです。

 

沖縄では旧暦の文化が根強く残っているので、沖縄の不動産市場において、宗教的な慣習や文化が影響を与える場面は少なくありません。

本土ではあまり見られないこれらの要素は、沖縄特有の生活文化や信仰の深さを反映しており、不動産取引を進める上で理解しておくべき重要なポイントです。

 

という事で少し沖縄の風習と不動産への関わりをまとめてみました。

 

 


旧盆や旧正月の影響

 

沖縄では旧暦の行事が非常に重要視されており、旧盆(ウンケー、ナカヌヒー、ウークイ)や旧正月は無視できる行事ではありません。

これらの行事の時期には、不動産売買や引っ越しなどの重要な決断を控える傾向があります。

とくに弊社の得意エリアの沖縄県南部地域は旧暦の年間スケジュールに従う家族が多いため、この旧暦の暦が見れるカレンダーが大活躍してくれます。

 

 


仏壇の移動と三回忌の重要性

 

沖縄では、先祖崇拝が生活の基盤となっているため、仏壇行事が家庭の中心にあります。

不動産売買においては、仏壇の引っ越し先や方角、移動する日取りなどが大きな問題となることが多いです。

仏壇を移動する際には、仏具関係専門の業者やユタ(霊師)に相談することが多く、このプロセスには時間や費用がかかることがあります。

さらに、亡くなった親族の三回忌が終わるまでは、住まいの売却や引っ越しを控える家庭も多いです。三回忌を迎えるまでは先祖が家を守るとされており、その期間中に住居を動かすことは不吉と考えられるためです。

このような背景から、不動産を売りに出す時期が三回忌を過ぎてからになるというケースが珍しくありません。

売り出しだけじゃなくて、不動産の購入時期とか入籍の日取りなども三回忌が明けてからという人も居ますね。

 

 


御嶽や拝所の存在

 

ちょっと旧暦とは関係ないんですけど、沖縄独自の宗教的要素として、御嶽(ウタキ)や拝所(ハイショ)の存在も不動産売買に影響を与えることがあります。

御嶽は神聖な場所として地域の高齢者が代々守っている場所が多く、その近くに建物を建てる際には配慮が必要です。

なので御嶽や拝所の近くの土地や古屋は解体をしたり整地するときなんかも結構気を使います。

私たち不動産業者はこれらの信仰や慣習も尊重し、売買のタイミングなどをアドバイスすることが多いです。

 

御嶽や拝所の存在は不動産の査定価格にも影響を与える存在なので、その近くに不動産をお持ちの方はまずは我々のような地域密着の不動産屋に相談してみてください。

 

 


取引の際に意識すべきポイント

 

沖縄の不動産取引では、こうした宗教的・文化的背景を理解し、柔軟に対応することが重要です。

 

特に田舎の地域に行くと、仏壇行事を優先する傾向が一気に高まると感じる場面が多々あります。

このような地域特有の文化に対応するためには、地域に寄り添う業者の存在が必要です。

私たち「株式会社REGATE」は沖縄県南部地域の地域文化に根ざし、詳しい知識と経験を持つ点で、あらゆるご相談に対応してきた実績があります。

沖縄の不動産は旧暦や風習が深くかかわってきます。

沖縄県南部地域の不動産について何か疑問があればお気軽にお声掛けください。

では~

 

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この記事を書いた人

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