不動産業界の
古い「枠」を取り壊して、
新しい「門」となる。
It will be a new "gate" by demolishing the old "frame" of the real estate industry.

BLOG
5月17日
2023
沖縄の地価上昇っていつまで続くのかな?

こんにちは!

(株)REGATEの金城です。

 

久しぶりのコラム。

お暇な方はお付き合いください。

 

本日のテーマは

「沖縄の地価はまだまだ上昇するの?」

です。

 

地価上昇の事となると目の色変えて読む人がいますが、まぁこれは予想とかではなく何となくこうなるのかな~?という不動産屋さんのつぶやき程度に捉えてください。

 

 

 

沖縄県南部地域では去年から今年にかけていくつかの市町で那覇広域都市計画区域区分の変更によって市街化調整区域が市街化区域に編入されました。

 

調整区域が市街化区域になる事で多くの眠っていた土地が活用されそうです。

ただ、今まで市街化調整区域だったせいで、二束三文にしかならないため相続登記を放置していた土地もたくさんあるので、お金になると知った目の色が変わった相続人をまとめるのも一苦労という土地もたくさん出てきそうですが。。。

 

 

何度かコラムでも書きましたが沖縄の地価はグングン上がっています。

昨今の地価上昇の要因として大手木造建築メーカーの隆盛が挙げられます。

 

建売ができるような条件の土地は片っ端から木造屋さんに買われているというのが現状。

なので市街化区域が広がると木造屋さんが買える土地がまた増えるので、まだまだ木造住宅は増えていきそうです。

 

次にインバウンド。

コロナでここ三年は止まっていましたが、もう観光客は戻ってきていますね。

あとは中国人観光客が復活すれば止まっていた分のリバウンドで宿泊業とかが伸びそうなので、また民泊系の不動産やリゾートの不動産が盛り上がりそうです。

 

木造屋さんの入れ食い状態に加えてインバウンド復活による宿泊施設の確保。

正直なところ地価上昇が収まる気配が一切見えない気がします。

土地を高く売りたい地主さんはにやにやしてしまいますね。

 

 

ただ、もう一つここ数年で顕著になってきた事象が建築単価の上昇です。

 

原油高によって輸送費や資材の高騰。

更に現場に入る大工さんの人件費の上昇。。。

 

土地の価格上昇に加えてこれらの建築コストの上昇。

 

 

 

おかげで木造住宅もRC住宅も全てが値上がりしています。

新築住宅が高くなると必然的に中古住宅も値上がりします。

 

 

 

ただ、沖縄の不動産は土地も建物もグングン値上がりしているんですが、県民所得は横ばいで相変わらず全国平均を大幅に下回る感じです。

 

かろうじて超々低金利+50年の長期ローンの恩恵によって月々の支払いが抑えられて、そのおかげで不動産の価格上昇についていけている感じですが。。。それでもなかなか限界が見えてきた感じなんですね。

低金利と長期ローンの恩恵を不動産の価格高騰が超えてきたという感じがします。

 

住宅が手に入らない世界がその先には広がっていて、まさに夢のマイホーム状態。

 

 

住宅を販売する人たちからすると売れなければ価格を下げるしかないんですが、建築コストや輸送費なんかの単価を下げるのは容易ではありません。

では購入者の県民所得を上げる事ができるか?といえばこれもまた難しい。

 

 

抑えることのできるコストは限られています。

 

 

そうなると最終的には土地を下げるしかないのかな?という考えに行きつきました。

泣きっ面に蜂ですが、もしも世界の潮流に乗って金利が上がってしまったらどうします??

 

 

市街化区域になったしワシの土地はまだまだ上がるぞい!

そんな安値で売ってたまるか!

 

という地主さんもいると思いますが、、、

 

「買う人が居なくなれば値段は下げるしかない」

「買う人が現れない価格で売り出しを続けるのは時間の無駄」

 

という現実も見ないといけない日が来るかもしれません。

 

 

まあ、何が言いたいのかというと沖縄の地価上昇は様々な要因で押せ押せだけど、今後の事を考えた時にいろいろと不安定な要素がたくさんありますね~という事を言いたかったんです。

 

ただ、私の率直な意見としてはすぐにそんな世界が訪れる事もないでしょうし、そうなったらそうなったでまた新しい不動産市場ができているだろうしあまり悲観的には見ていないんですけどねw

 

というよりもこの予想が外れて天井知らずで不動産価格が上昇していくかもしれないという考えもありますが、長くなるのでその辺はまたいつか発表します。

 

とにもかくにも不動産をいつか売るつもりがあるなら

できるだけ早めにREGATEにご相談ください

という事ですw

沖縄県の南部地域であればそこらへんの不動産屋さんよりも熟知していますw

損をさせないご提案をさせていただきます。

 

では~

 

 

—————————————-
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この記事を書いた人

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