不動産業界の
古い「枠」を取り壊して、
新しい「門」となる。
It will be a new "gate" by demolishing the old "frame" of the real estate industry.

BLOG
6月17日
2024
積水ハウスの話の続き・・・

こんにちは~

(株)REGATEの金城です。

 

今日は先週にも書いた「積水ハウスのマンション解体」についてお話をしたいと思います。

 

先週の記事では話題になったばかりという事もあって具体的な内容が分からないまま、適当な憶測と見解を述べた感じでしたが、一週間経って色んな情報が入ってきて私なりに本案件の解像度がぐっと上がりましたので、それを踏まえて不動産屋としての意見というか見解というか。。。

という感じです。

 

あくまでも沖縄のイチ不動産屋のたわ言です。

 

さてここから本題。

前回の記事では建築中に予想よりも高くなったマンションに驚いた人々が徐々に反対し始めた。

事前の住民説明会でしっかりと納得したはずなのに。。。

建築基準法には一切違反していないのに。。。

 

 

という事を書きましたが訂正します。

 

まず、住民説明会を行って住民側からの要望は

「4階建てくらいで収めてほしい」

「建築延べ面積を半分に減らしてほしい」

という意見があって、積水ハウスは

「11階を10階に変更しました。これでいいんじゃん?」

「近隣商業だし目いっぱい建てたいよね~だからそれは無理っしょ~」

という全然検討違いの回答をした。

 

んで結局合意には至らず

「建築基準法に違反もしていないからいけるっしょ」

「建てちゃえばもう仕方ないって黙るっしょ」

って積水さんが強引に進めたのが今回のマンション。

 

 

国立市では景観をとても気にする人が多いにも関わらず、

積水ハウスの強引な手法と住民側の意見が前面衝突したまんま建築して最終的には解体って感じです。

 

さて、ここまでの内容で私が思ったことは一つ。

 

「そんなに厳しくしたいなら用途地域を見直すとか、地区計画や建築協定を定めて5階以上はダメ!」

って法律のとこで縛ればいいのに・・・。という事。

近隣商業地域の土地に4階建てで我慢しろってのがそもそもキツイというか・・・

 

用途の変更には市議会とか県議会とかいろいろな政治の力も必要だから簡単にはいかないんだろうけども、最初から高いマンションはできませんよってなってればそもそもこんなことにならなかったんじゃないか?ってことですね。

 

積水ハウスの側の意見を例えるなら

「スピード違反も一時停止違反もしていないのにいきなり切符を切られて免許取り消しされちゃった」

っていう感じじゃないですか?

 

法令違反をしていないからって住民の要望を全て無視した積水側にも非はあるけども、そもそも法律でガッチガチにしてて4階までしかダメよってやっててくれたら間違えてもあの土地を買い取る事もなかっただろうし。。。。

住民側の景観を守りたいっていう意見も分かるけど、それならもっと厳しく制限しとけばいいのに。。。

 

 

というのが私の率直な意見です。

そういえばおもろまちのリュークスタワーの建築の時も一部の人たちは反対って垂れ幕を掲げていたな~。

 

法令を遵守しているだけではダメでしっかりと地域との連携も取りましょうってことですね。

 

私も南城市で建築基準法は違反していないけど、近隣住民とのトラブルですったもんだを起こした建築屋さんとの間に入った事もあるし・・・w

 

我々仲介業者は法令の事だけでなく、そのあたりの配慮も必要ですね~

 

 

特に南部は首里エリア以外にも景観や地域の拝所とかたくさんありますから。。。

 

沖縄県南部地域の不動産のことならどこにも負けないくらい詳しくなれるように日々勉強をしていますので、南部の不動産でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

 

では~

 

 

 

 

 

—————————————-
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