こんにちは。
(株)REGATEの金城です。
路線価の発表がありましたね。
毎日不動産の売買事例を見ている私としては、土地の実勢価格がずっと上がっているから路線価が上昇しても「そりゃ上がるわな~」っていう感想しかないんですけど。。。
やっぱり不動産の売買を専門にしているからには少し持論を展開してみないといけない気がして筆を執りました。
まぁ、前にも言った気がしますけど路線価などの上下は半年から一年くらい前の実勢価格を反映しているので、コロナが5類相当になる前から土地の取引価格自体は上昇しているんですね。
なので路線価が発表されたから土地の価格が上がるというわけでは無く、土地の取引価格が上がった地域の路線価が上がるという感じです。
たまに「路線価が上がったから私の不動産の売値もあげてよ」みたいなことを言うお客様がいますが、「売れ残っている土地の金額を上げたら更に売れなくなりますよ」と優しくお返事をさせていただいています。
ちなみに沖縄の主要な宅地の取引価格はコロナ関係なくずっと上昇していますし、上昇していてもちゃんと売れる価格で出した土地はすぐに売れています。
つまり路線価が上がっていない地域は周辺一帯も売れていないという事の証明にもなりますし、路線価が上がっているけどずっと売れていない土地は「高すぎる」か「何か問題がある」という事の現れでもあります。
なので「路線価が上がったなら売値を上げてよ」っていうのは少し違うという事をご了承ください。
ちなみに、不動産屋の目線からすると土地の価格が上がるよりも「建築単価」の高騰がやばいです。
当たり前ですが、建築資材などの建築コストが上がると土地に建物を建てる事が難しくなります。
沖縄の住宅地に木造住宅の新築建売が乱立しているのは
「高い土地に高い単価でも建物を建てられる人は業者だけ」
という事の現れなんです。
逆に言うと
「土地を買ってから建物を建てられるくらいの予算でローンを組める個人の方は減っています」
だって、数年前まではトータルで5000万円くらいの予算を持っていれば土地を買って好きな注文住宅を建てることが出来たのに、弊社の営業の中心地である沖縄県南部ではトータル5000万円で土地から注文住宅を建てるのは難しくなってきています。
※市街化調整区域とか人気のないエリアは除く
長々と何が言いたいかというと
「路線価や都市部の地価は上がっているけど、売れ残っている土地は値段を下げないと売れないよ。だって建築単価が上がりすぎてて、建てるに建てられないんだもん」
という事ですね。
また、路線価が上がったという事は相続税や贈与税などが上がるので、売れ残ってしまうと税金だけ上がってしまうという事に直結するんです。売り出しをして2~3か月経った土地の地主さんはそのことを少し頭に入れた方がいいかもしれません。
ちなみに草が伸びっぱなしで放置されていたり、お任せしている不動産屋の担当が手抜きをしているせいで売れ残っている可能性もあります。
この路線価発表を機会に苦戦している土地の地主さんは一度ご相談いただけたらと思います。
では~
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