不動産業界の
古い「枠」を取り壊して、
新しい「門」となる。
It will be a new "gate" by demolishing the old "frame" of the real estate industry.

BLOG
5月27日
2020
コロナを言い訳にする人たち

◆コロナのせい??

こんにちは。
㈱REGATEの金城です。

本日のコラムテーマは
コロナを言い訳にする人たち
です。

2020年に全世界を襲ったコロナウィルス。。。

コロナのせいで営業ができなくなったり
コロナのせいで閉店、倒産に追い込まれたり。。。

たくさんの業種の方々がコロナに襲われてしまいましたね。。。

でも、沖縄の不動産に至ってはコロナがそこまで影響していない感じです。
※テナント物件や店舗物件、民泊物件は大打撃ですが・・・

個人の住宅事情だったり、投資用の物件の売れ行きだったり、、、
2020年の売り上げはむしろ上がったという声が多いんです。

もちろん
「コロナのせいでね・・・」
と言いながら売り上げが落ちた会社さんもいます。

でも、冷静に内容を見てみて
「コロナのせい?ちゃうやん」
という人が多いのも事実。

これが事業者だけでなく、一般の売主さんや買主さんにも当てはまる気がしたんで。。。
「コロナを言い訳にしているうちは何もできないよ。」
という感じの内容を書き記そうと思います。

あくまでも沖縄の個人住宅をメインに取り扱っている私の偏見です。
参考程度にお読みください。

胸にちくちくグサグサ刺さる人もいるかもしれませんがご容赦くださいw

※約5分で読めます

◆コロナの影響?

まず、コロナウィルスがどのような人にどのような影響を与えたかをちゃんと分析してみます。

・飲食業
→時短&自粛で大打撃

・観光業&宿泊業
→旅行者激減、インバウンド需要は壊滅

・結婚式場など
→飲食店と似ていますが大人数が集まる業態は壊滅的

このように人が集まったり、移動を伴うような業種の方々は大きな変革を余儀なくされました。
また、これにともなって上記の業態にテナントとして貸し出していた不動産業の一部の人たちも大打撃を受けましたね。。。
沖縄でいうと国際通りはシャッター街になってしまいましたし、民泊物件を買い漁って建てまくった人たちが青い顔をしています。。。

沖縄は言わずと知れた観光産業で潤う島です。
人の移動や旅行が規制されてしまうと直接ダメージを受けます。
また、その周辺業種(おしぼり屋さん・酒屋さん・食品卸など)とかも大きな影響を受けてしまいました。

TVを付けたら感染者数の報道と、変異ウィルスの蔓延。。。
まだまだ続くコロナの影響・・・
という感じの暗いニュースばかり。

ただ、世界の株式や金融商品は軒並み値上がり&過去最高値を更新。
世界各国の中央銀行がコロナ対策の金融政策を打ち出し、市場にはキャッシュが溢れました。

株や金(きん)、そのほかの金融商品に大量の資金が流れてある意味バブル。
その資金が一部の不動産にも流れてきている感じ。。。

コロナの影響で落ち込んだ他業種を尻目に業績が伸びていたり、そこまでコロナの影響を受けなかった沖縄の住宅事情。。。

明暗を分けたのは
コロナ禍でも変化しながら動いたか否か
だと思います。

リモートを積極的に取り入れたり、はたまた新しいサービスを考案したり。
不動産業者さんの中にもたくさんの新しいサービスに挑戦する業者さんが増えました。

ここまで読んだ方は不動産屋さんが
「コロナのせいで売り上げが落ちたよ・・・」
というのはただの言い訳でしかないとお分かりいただけたと思います。

不動産業界の同業他社全部の売り上げや取引が落ちて、業界全体がどうしようもないくらい壊滅的な状態になっていればコロナのせいにしても納得できますが。。。

これは不動産業に限らずどの業界でもコロナ禍に業績を伸ばした会社と落ちた会社があります。

周りの業者が売り上げや業績を伸ばしているのに
自社だけ「コロナのせい」で落ち込む
というのはどうなんでしょうか?

◆きっかけ探し?言い訳探し?

別に業績低迷をした社長さんのことを吊し上げても意味がないので
「コロナのせいにしている人が経営者以外にもたくさんいるんだよ!
あなたもコロナを言い訳にしていませんか?」
というのが今回の本当のテーマ。

住宅を売る・住宅を買う
を決心するのは結構な体力が必要です。

メルカリのようにスマホひとつで簡単決済というわけにはいかず、
査定を依頼して売り出し価格を決めないといけないし、
買う場合にもローンの承認や事前審査、引っ越しの手配や学校の手続き、、、

不動産屋さんに行くのも億劫だし、
なんか不動産屋さんってギラギラしてて問い合わせしたくないし・・・

悩んでいる間にどんどん嫌になってしまいますw

我々のように不動産売買を専門とする業者でない限り
不動産を売る/買うという作業は日常生活から逸脱する行為そのものです。

人々は日常のルーティンを変えたがらない性質を持つので、必然的に深層心理の中で
「売らないでもいい」
「買わないでもいい」

という理由を探しがちなんです。。。

そんな理由を探している時にコロナの襲来。

決断を先延ばしを“したかった”人たちには最高の材料です。
「今はコロナだし」
「コロナが落ち着いたら」
という大義名分が手に入ったというわけです。

ふと思い当たる節はありませんか?

「私・・・コロナを言い訳にしていた」
「本当はコロナ関係ないし。。。」

と我に返った人も少なくないはず。

あまり日常を逸脱する行為をしたくない。
そのために先延ばしをする理由を探したい。
これが人の深層心理には必ずあるので仕方ないことです。

でも日々の不動産の取引事例を追いかけている私の客観的な視点では
逆にそのせい(コロナのせいにした)
で機会を逃してしまったかもしれないな、という人をたくさんみた一年になりました。

◆結局言い訳して先延ばししただけ

何かしらの不動産の売買を検討したけど
・去年売り出そうとしたけど様子を見た人。
・去年買おうと思ったけど様子を見た人。
がたくさんいます。

コロナなんて100年に一度の疫病と言われていますし、
緊急事態宣言で世界中が自粛するなんて経験誰もしたことがない。
そんな中行動をするのはリスキーに思えます。
これも至極当然。わかる。

でも、
“どうしても”
売らなきゃいけない
買わなきゃいけない

という人たちや
これをチャンスだと捉えた人たち
はコロナ禍でも動いていました。

行動を起こすことをリスクとして捉えた人の言い分は
「コロナだし、落ち着いたら」
「このご時世だし」
「コロナで市場が暴落した後に動く」
という感じの意見を固辞して待ちの姿勢に入っていました。

2020年に行動を起こした人は下手なライバル(競合物件)がいないため比較的早期の成約が実現しました。

実際に2020年の一年間を通してみると不動産売買価格は据え置きか上昇がほとんど。
※商業地・テナント・民泊を除く

これは公示地価にも反映されました。

つまり何が言いたいのかというと

「行動を起こしたもん勝ち」
になってしまいましたねということ。

もちろん将来のことなんて予測できないので
今回行動をした人はただのラッキーだという事もあり得ます。
というか行動を起こさなかった人にはラッキーすら訪れてませんが・・・

2020年。
“行動をした人”と“しなかった人”
で大きな差が生まれたことが見て取れました。

◆沖縄の不動産は?

そろそろまとめに入ります。
繰り返しになりますが
「コロナが〜」
と言い訳をしていた人はたくさんのチャンスを逃したかもしれません。
ということは伝わりましたか?

不動産を売るのも買うのも、
不動産業を開業するのも独立するのも、
はたまた転職するのも、
全部ただのきっかけでしかないし
「やる」
と決めた時が一番いい時なんですよね。

どんなビジネス本にも書かれいるじゃないですか
「すぐやれ!」「今やれ!」って。

でもすぐにやれない人や何かと言い訳を探してやらない人がいるのも事実。

このコラムで何度か触れましたが
「不動産の売り時も買い時もその時はわからない」
「後になって振り返ったら”あの時がチャンスだった”
というのがわかるのが常なんです。

2020年の4〜6月に市場の見通しができず大幅な下落基調にあったことも事実。
今思うと2020年の買い時はその時だったのかもしれませんね。

決断(チャレンジ)をしないことで保留をするのが悪いとは言いません。
でも保留にするという行為は
「絶対にチャンスを掴めない行為」
ということだと肝に銘じてください。

コロナを言い訳にして
「今じゃない」
と決断を保留にしている方。

ワクチン接種も始まったし、なんだか全体的には日常が戻ってきています。
だんだんと
「コロナが〜」
という言い訳を使いにくくなってきましたよw

不動産を売るのも買うのも体力を使うし、大きな決断が必要です。

私たちはその決断の後押しとフォローをさせてもらっています。

不動産のことでお悩みでしたら
「あと伸ばしにせずに」
まずはご相談ください。

言い訳をして先延ばしにしてもいいことはひとつもありませんよ

という内容をお届けしました〜

※くれぐれもコロナ関係ねぇ!自粛なんてやめちまえ!という内容ではないことをご承知おきください。

では~

—————————————-
不動産の価格を徹底的に調査するために弊社では不動産の売れ行きを毎日収集しています。
不動産売買市況速報
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この記事を書いた人

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お孫さんの代までお付き合いできる不動産屋さんとして「紹介率No1」を目指します。
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