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◆沖縄で不動産仲介をやるなら

【コラム】沖縄で不動産仲介をやるならのイメージ

こんにちは。
㈱REGATEの金城です。

本日のコラムテーマは
沖縄で不動産仲介をやるなら知っとけよ
です。


このコラムの読者がほぼ不動産屋さんだという事が判明しました。

もともと一般の方にはよくわからない不動産の実務だったり、
不動産業界の中でも更に分かりにくい「沖縄の不動産」だったり。。。

そういったものをできるだけ多くの人に分かりやすく知ってもらうために執筆を始めました。

ところが一般の方よりも同業者さんの方がよく読んでくれているらしく・・・
本来の趣旨と少しばかりずれてしまった感があるんですねwww


でも私のような何でもない人間が書く駄文乱文を数名の人が読んでくれているだけでも感謝です!

そこで今回は、沖縄で不動産業をやるならこれは知っといた方がいいよ~という内容にします。
沖縄独特の風習などもあるので。同業者だけじゃなくて一般の方も勉強になるかも。

宅建業法よりも古くから伝わる沖縄の不動産の風習。
というよりも宅建業法をちゃんと守らないくせに風習は守る人もいる始末(あかん)

私は東京でも数年間、不動産の仲介をやってきましたが
沖縄に帰ってきてから極端なローカルルールに翻弄されたのを覚えています。

よく引っ掛かるテーマとして

・スピリチュアル系
・旧暦
・先祖供養

の三つがありますがこれらを簡単に解説します。
あくまでも私の身内や親戚からの受け売りが多いので、地域によって若干違ってくるルールとかもありますがその辺は広い心で受け流してください。

特に本土から沖縄進出してくる企業さんや沖縄に移住してきた不動産屋さんには役立つ情報だと思います


※約5分で読めます

◆スピリチュアル系


まず、沖縄の不動産の風習で根幹にかかわってくるスピリチュアル系。

これの代表的なものは
「ユタ」
です。

ユタ≒霊媒師≒祈祷師

という認識で捉えてもらえばそこまで間違えた解釈にはなりません。


本土の方でも専属の占い師に診てもらってから。。。みたいな事を言う人がいますが、それの沖縄バージョン。
ただ、本土も同じだと思いますがこういった専門職の方の意見を参考にする人は不動産屋に相手にされませんwww
沖縄でも不動産を買う時は「ユタに診せる」というだけで嫌がられるケースもあるのでご注意。

ちなみにこのユタ。何を見ているのかというと
「地形」「井戸」「拝所」「時期」「霊(?)」らしいです。

簡単にひとつづつ紹介します


「地形」
山の近くや川の近く、古くからの集落の土地の場合はほぼ間違いなくいちゃもんを付けられますwww
カタチがよくないとか道が悪いとか方角が悪いとか水回りがだめとか・・・だから事故が起きやすいとか。。。
どんな場所のどんな地形でも大なり小なり事故は起きるんですけどね。。。


「井戸」
沖縄のユタは異様に井戸を警戒します。
水には神様が宿るが、悪いマジムン(魔物)も吸い寄せるからだそうな。
家庭用の井戸ならまだましですが、集落が管理する井戸とかが隣接したら大騒ぎします。。。
ちなみに井戸を埋める時は鏡を落としてお祈りをするのが一般的らしいです。


「拝所」
御嶽(ウタキ)と言われるお祈りをささげる場所や樹齢うん百年くらいのご神木なんかも注目されますね。
昔の災害の時の救世主を祀る拝所ならまだいいんですが、災害を呼び起こした神様を封印しているような言い伝えの場所もあります。
古くから残る拝所が隣接するような土地の場合は、地域の公民館とかでせんべいを食べているおじいちゃんをつかまえて「どんな意味のある拝所なのか?」を聞く必要があります。
60%くらいの確率で標準語を喋れない人に当たるので、その場合はニコニコとその場を離れて他の人を探しましょう。
おじいちゃんおばあちゃんの方言は外国語よりも聞き取れません。


「時期」
これは後述する旧暦とも関連があります。
ユタの人がよく言ってくるのは親族(親や近しい親戚)が亡くなってから三回忌過ぎてから。。。という定型文がお決まりコース。
不動産を売る時とか処分する時、引っ越しの時期なんかはこの「三回忌」を気にされる人が大半です。


「霊(?)」
これは本土の霊媒師や占い師と同じだと思います。
そこにいるのかわからない霊とぶつぶつおしゃべりをしたりします。
「よく言うのがご先祖様と話をする」というパターン。
信じるか信じないかはあなた次第です。


ユタが気にかけてきそうなポイントがある物件の場合は事前に調査して、どのような場所でどんな言い伝えがあるか?どのような井戸でどのような拝所なのかくらいは確認しておいた方がいいですね。

ちなみにユタに心情を見抜かれたくないという人はポケットに鏡を忍ばせるといいとか。。。
本物のユタの人は「鏡を出しなさい」ってすぐに注意するらしいですよ。

◆旧暦

さて、沖縄の慶弔、冠婚葬祭は旧暦が重視されます。
「不動産の売買や引っ越しをするのは旧の○○が明けてから~」なんて話がそこかしこに出てきます。

代表的な○○が明けてから~は以下の通り。

・旧1月16日じゅーるくにち:あの世の正月(大体1月中旬)
・旧正月(大体2月くらい)
・清明際:しーみー(4~5月くらい)
・旧暦2月・3月・5月・6月の15日(うまちーと言われます)
・旧盆(8月~9月)

だいたいこんな感じです。

その時期が近づいてくると旧暦カレンダーを見ながら
「あ~来週、旧○○だね~。これが明けてから話をしようね~」
という雰囲気になります。

沖縄の不動産マンなら旧暦のカレンダーは把握しておいた方がいいですね。

あと先ほども出ましたが、「三回忌が明けてからね~」というワードは必修で覚えておきましょう。

不動産には直接関係ありませんが、旧暦の七夕の時はお墓掃除をするという習慣が残っている地域もあります。
旧暦の七夕は一年に一回、神様が地上を見る事ができないと言われていて、そのタイミングでお墓掃除をするという感じですね。
似たようなものでユンヂチ(閏月)という神様がいないと言われる時期も数年に一度来ます。
お墓の引っ越しや改装。仏壇の移動などもこのユンヂチに集中するので実家の売却や土地の売却などもこれに合わせて行う人もいます。


沖縄では旧暦の暦を大事にする傾向があり、これらの行事の知識があるだけでも営業マンとしての信頼度アップのチャンスとも言えます。

◆先祖供養・その他


沖縄では積極的に先祖供養が行われます。
無宗教と言われる日本の中でも仏教もキリスト教もあまり浸透していない沖縄。
沖縄で圧倒的に崇拝されるのはご先祖様といっても過言ではないと思います。


沖縄でも本土と同じく人が死んだら葬式をします。
その後、初七日~49日(しじゅうくにち)の法要を済ませて、一回忌、三回忌。。。。と定期的な法要の度に親族が集まります。
その際に不動産の売買やお引越しなどの相談を親戚一同で行うケースもあります。

ちなみにこれらの法要の日程は先ほどまでの旧暦とは関係なく、故人の亡くなった年を起点に始まるので毎年毎月誰かの〇回忌に該当します

大きなポイントはここでも三回忌。
身近な親などが亡くなっているケースでは、結婚するのも家を建てるのも親の三回忌が明けてからやる方が好ましいと言われているみたいです。

売買当事者の親御さんが亡くなっているケースでは不動産の売買だけでなく、冠婚葬祭も三回忌を目途に保留されるパターンをよく見かけます。


その他にも屋敷の拝み(やしちぬうがん)といって、新居を構える前に土地にお祈りをささげたり、毎年定期的に敷地の四隅に線香を炊いてお祈りをしたり。
引っ越し前には塩とお酒で厄払いをしたり。。。

よく「引渡し前の大安の日に先に拝みをさせてほしい。塩とお酒を先に入れたい」みたいな事を言われます。


このようにいろんな風習がいろんなところで常に行われています。

◆常にイベントがある

沖縄だけに限らずどこの地域にも一定のローカルルールはあります。
今回ご紹介したような内容は代表的な内容ですが、沖縄で不動産を取り扱う人間なら一定の知識として覚えておいた方がいい事ばかり。

営業マンはとかく数字を追いかける仕事ですので、旧暦や風習があるせいで自分が思ったようなスケジュール調整ができない事が多々あります。
この日までに契約してこの日までに決済したい。みたいな。。。
そんな時に「そんな古臭い事いいじゃないですか?」「関係ないでしょ」と蔑ろにする人もいます。

でも、これらの知識も持ちつつある程度の理解を示しながら話をすると
「金城さんはよくわかっている」
「金城さんはうちの先祖の事も気遣ってくれる」
「ここまで知っている金城さんが言うなら・・・」
という大きな信頼を得ることができます。

一度そのポジションにつけば、その親族の誰かが何か起きた時に
「まずは金城さんに相談してみよう」
という紹介のループが生まれます。


宅建業法や民法、都市計画法や税法。
金融知識や投資の知識。

不動産営業っていろんな知識と理解を求められます。
沖縄では今回ご紹介したローカルルールも把握しておくといろんな引き出しが増えてたくさんのお客様とお話ができるようになります。

沖縄で不動産の売買を考えていてこういったローカルルールでお悩みの方がいれば是非一度ご相談ください。

今回は久しぶりに真面目なコラムを書いてみましたw
疲れたので終わりにします!


では~






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ご興味がある方はぜひお読みください♪
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