こんにちは!
(株)REGATEの金城です。
最近、不動産の仕事をしていて改めて思うことがあります。
「これから沖縄の不動産って、どうなっていくんだろう?」
ということです。
というのも、
金利は上がっていく。
物価も上がる。
建築資材も上がる。
人件費も上がる。
そして土地も上がる。
住宅を買う側からすると、なかなか厳しい状況です。
昔なら、
「金利が上がれば不動産価格は下がる」
というイメージもありました。
金利が上がれば住宅ローンを組める人が減る。
買える人が減れば、不動産価格も下がる。
まあ、理屈としては分かります。
でも今は、それだけでは済まないんですよね。
土地そのものが高くなっている。
家を建てる材料も高い。
職人さんの人件費も高い。
さらに住宅ローンの金利まで上がる。
つまり、
「家を買うための全部のコストが上がっている」
という状態です。
じゃあ、
「家を買わずに賃貸にすればいいじゃん」
となるんですが、こちらも簡単ではありません。
大家さんだって土地を買って、建物を建てて、修繕して、管理していかなければいけません。
そのコストが上がれば、当然家賃にも影響してきます。
実際、最近は賃貸住宅でも家賃を上げる動きが出ています。
そうなると、
「買うのも高い」
「借りるのも高い」
という、なかなか悩ましい時代になってきます。
そこで私が気になっているのが、
「沖縄の住宅そのものが小さくなっていくんじゃないか?」
ということです。
内地では、20坪未満の土地に3階建ての住宅を建てるような、いわゆる狭小住宅がありますよね。
土地が高いから、土地を小さくする。
その代わり建物を上に伸ばして、必要な床面積を確保する。
これが沖縄でも普通になっていく可能性はあると思います。
沖縄といえば、
「できれば平屋」
「庭があって、駐車場があって、ゆったりした家」
という住宅イメージがあります。
私自身も沖縄で不動産を扱っていると、そういう需要を感じます。
でも土地が高くなってくると、平屋って実はものすごく贅沢なんですよね。
30坪、20坪程度の土地に平屋を建てると、駐車場や庭を確保するだけでも大変です。
だったら、
1階は駐車場とLDK。
2階に寝室。
3階に子供部屋。
そんな「沖縄版ペンシルハウス」が増えていくのかもしれません。
もちろん、東京のように何でもかんでも狭小住宅になるとは思いません。
沖縄には車社会という事情もありますし、台風や塩害、日差しなど、内地とは違う住宅事情があります。
だからこそ、
「沖縄の土地をどう効率よく使うか」
という方向に住宅そのものが変化していくんじゃないでしょうか。
そして、もう一つ気になるのが、
「あとから振り返ったときに、あの時買っておけばよかった」
という人が増えるんじゃないか、ということです。
10年前なら買えた土地が、今では買えない。
今なら買える土地も、10年後にはさらに高くなっているかもしれない。
もちろん、不動産なら何でも買えばいいという話ではありません。
人口や立地、災害リスク、接道、用途地域などによって、土地の価値は全然違います。
なので、
「とにかく今買え!」
という話ではありません(笑)。
ただ、
「いつか家を買おう」
と思っている人にとっては、
「そのうち安くなるだろう」
と待っているだけでは、以前より買いづらくなる可能性もあります。
これからの沖縄の住宅市場は、
「大きな土地に大きな家を建てる」
という時代から、
「限られた土地をどう使うか」
という時代に変わっていくのかもしれません。
そして不動産屋としては、これから数年で、
「昔はこんな土地、誰も欲しがらなかったのになぁ」
という土地が、意外と評価されるようになる可能性もあると思っています。
(つきしろとかがとてもいい例ですw)
広い土地じゃなくてもいい。
豪華な家じゃなくてもいい。
立地が良くて、ちゃんと暮らせて、将来売却もしやすい。
そういう「コンパクトだけど価値のある住宅」が、これからの沖縄では増えていくのかもしれません。
不動産価格、金利、建築費、家賃。
いろんなものが動いている今だからこそ、
「買うか、借りるか」
だけではなく、
「どんな不動産を選ぶのか」
が、今まで以上に重要になってくるんでしょうね。
いや~、沖縄の住宅事情も、私たちが思っている以上に大きく変わっていくのかもしれません。
これから10年後、20年後に、
「あの時買っておけばよかったな~」
となるのか、
「無理して買わなくてよかったな~」
となるのか。
その答えは、まだ誰にも分かりません(笑)。
だからこそ、不動産は面白いんですよね。
みなさんは今後の不動産の価格についてどう思いますか?
では~