こんにちは!
(株)REGATEの金城です。
今回はちょっと重い話です。
先日、那覇市のホテルで女性が亡くなった事件で、普天間基地所属の米海兵隊員が強盗殺人の疑いで逮捕されました。
容疑者は否認しており、現在も捜査が続いています。
なので、事件の詳細についてはここでは触れません。
ただ、沖縄で不動産業をしている身として、今回の事件はやっぱり気になります。
というのも、
「米軍人と沖縄の不動産」
って、実は結構深く関係しているからです。
沖縄には米軍人・軍属向けの賃貸住宅、いわゆる「米賃」があります。
基地の外に住む米軍関係者向けの住宅ですね。
私は南部の不動産屋なので、普段から米賃を専門的に扱っているわけではありません。
普天間周辺や北谷、沖縄市などの米賃市場とは少し距離があります。
それでも、沖縄全体の不動産市場を考えれば、決して他人事ではありません。
例えば米賃の場合、
「普通の賃貸住宅より高い家賃で貸せる」
ということが物件の魅力になることがあります。
そうすると当然、
「この家は米軍人向けに貸せるから、この価格でも買う」
という投資判断につながります。
つまり、
米軍人が沖縄に住む。
↓
基地の外にも住宅需要が生まれる。
↓
米軍人向け住宅の賃貸市場ができる。
↓
その需要を前提に土地や建物の価格も形成される。
という流れがあるわけです。
だから今回のような事件が起きると、
「事件そのもの」
だけではなく、
「今後、米軍側がどのような対応をするのか」
「基地の外で暮らす米軍人の生活に何か変化が出るのか」
というところも、不動産屋としては気になります。
もちろん、今回の事件一件で米賃市場がどうこうなる、という話ではありません。
そんな単純なものでもないでしょう。
ただ、不動産というのは面白いもので、
一見すると関係なさそうな出来事が、巡り巡って住宅需要や土地価格に影響することがあります。
特に沖縄の場合は、
基地
観光
外国人
軍人・軍属
人口
雇用
こういったものが住宅市場とかなり密接につながっています。
だから沖縄の不動産屋としては、こういう出来事も見ておく必要があるんですよね。
今回の事件については、まず亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、捜査が進み、事実関係が明らかになることを願います。
そして、事件をきっかけに誰かを一括りにしてしまうのではなく、
「こうした出来事が沖縄の暮らしや街、そして不動産にどんな影響を与えるのか」
というところを、私たち不動産屋も冷静に見ていきたいと思います。
南部の不動産屋なので米賃に直接関わる機会は多くありません。
それでも、
沖縄で不動産業をやっている以上、見過ごせない事件であることは確かです。
では〜