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コラム
今回の事件から考える、沖縄の不動産と「米賃」の関係
金城 貴士
株式会社REGATE 金城 貴士
2026年10月05日 13:09

こんにちは!

(株)REGATEの金城です。

今回はちょっと重い話です。

 

先日、那覇市のホテルで女性が亡くなった事件で、普天間基地所属の米海兵隊員が強盗殺人の疑いで逮捕されました。

容疑者は否認しており、現在も捜査が続いています。

なので、事件の詳細についてはここでは触れません。

ただ、沖縄で不動産業をしている身として、今回の事件はやっぱり気になります。

 

というのも、

「米軍人と沖縄の不動産」

って、実は結構深く関係しているからです。

沖縄には米軍人・軍属向けの賃貸住宅、いわゆる「米賃」があります。

基地の外に住む米軍関係者向けの住宅ですね。

私は南部の不動産屋なので、普段から米賃を専門的に扱っているわけではありません。

普天間周辺や北谷、沖縄市などの米賃市場とは少し距離があります。

それでも、沖縄全体の不動産市場を考えれば、決して他人事ではありません。

 

例えば米賃の場合、

「普通の賃貸住宅より高い家賃で貸せる」

ということが物件の魅力になることがあります。

そうすると当然、

「この家は米軍人向けに貸せるから、この価格でも買う」

という投資判断につながります。

つまり、

米軍人が沖縄に住む。

↓

基地の外にも住宅需要が生まれる。

↓

米軍人向け住宅の賃貸市場ができる。

↓

その需要を前提に土地や建物の価格も形成される。

 

という流れがあるわけです。

だから今回のような事件が起きると、

「事件そのもの」

だけではなく、

「今後、米軍側がどのような対応をするのか」

「基地の外で暮らす米軍人の生活に何か変化が出るのか」

というところも、不動産屋としては気になります。

もちろん、今回の事件一件で米賃市場がどうこうなる、という話ではありません。

そんな単純なものでもないでしょう。

ただ、不動産というのは面白いもので、

一見すると関係なさそうな出来事が、巡り巡って住宅需要や土地価格に影響することがあります。

特に沖縄の場合は、

基地

観光

外国人

軍人・軍属

人口

雇用

こういったものが住宅市場とかなり密接につながっています。

だから沖縄の不動産屋としては、こういう出来事も見ておく必要があるんですよね。

今回の事件については、まず亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、捜査が進み、事実関係が明らかになることを願います。

 

そして、事件をきっかけに誰かを一括りにしてしまうのではなく、

「こうした出来事が沖縄の暮らしや街、そして不動産にどんな影響を与えるのか」

というところを、私たち不動産屋も冷静に見ていきたいと思います。

南部の不動産屋なので米賃に直接関わる機会は多くありません。

それでも、

沖縄で不動産業をやっている以上、見過ごせない事件であることは確かです。

では〜

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この記事を書いた人
株式会社REGATE 金城 貴士

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