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コラム
またしても災害・・・
金城 貴士
株式会社REGATE 金城 貴士
2026年08月17日 10:35

こんにちは。

(株)REGATEの金城です。

まずは、今回の千葉県の豪雨災害で犠牲になられた方々へ、心より哀悼の意を表します。

そして、現在も被災され、不自由な生活をされている皆さまに、一日も早く日常が戻ることを願っています。

先月は熊本地震。

そして今月は千葉県を襲った記録的な豪雨。

今年の夏は、あまりにも災害が続いています。

熊本では最大震度7を観測する地震が発生し、家屋の倒壊など大きな被害が出ました。

そして今回の千葉豪雨では、線状降水帯が発生。

千葉市では24時間の降水量が360mmを超え、8月の平年1か月分の3倍以上という、とんでもない雨が降りました。

道路が川のようになり、

車が水没し、

住宅にも水が入り、

鉄道や道路などの交通網も大きく乱れました。

そして、ニュースを見ながら思ったことがあります。

「災害って、本当に“想定外”なんでしょうか?」

もちろん、自然災害そのものを完全に予測することなんてできません。

地震がいつ来るのか。

どこで集中豪雨が発生するのか。

どのくらいの雨が降るのか。

これは誰にも分かりません。

でも、

「災害が起こる可能性がある」

ということ自体は、もう誰でも知っています。

だからこそ、不動産を扱っていると、

「災害リスクをどう考えるか」

というのは、これからますます重要になってくると思います。

不動産って、基本的には動かせません。

車なら、

「危ないから移動させよう」

ができます。

家具なら、

「2階に上げておこう」

もできます。

でも土地は動かせません。

その土地に家を建てたら、その土地と一緒に何十年も暮らしていくことになります。

だから、

「この土地は大丈夫なのか?」

ということは、本来かなり大事な話なんですよね。

 

今回の千葉豪雨で特に気になったのが、

「ハザードマップ上のリスクがない場所でも被害が発生している」

ということです。

もちろん、ハザードマップは非常に重要です。

自治体も浸水想定区域や避難場所などを公開しています。

まずはこれを確認することが大前提です。

ただし、

「ハザードマップに色が付いていない=絶対に水が来ない」

という意味ではありません。

実際、今回の千葉豪雨では、ウェザーニューズの分析で、約2万件の現地報告のうち、2人に1人が国や自治体の浸水リスクが高い区域の「外」で冠水・浸水被害に遭遇したとされています。

これ、沖縄の不動産にも無関係ではありません。

例えば同じ町内でも、

道路より土地が少し低い。

周辺より土地が低い。

雨水が集まりやすい。

側溝の排水能力を超える。

道路の勾配によって水が流れ込む。

こういうことがあります。

地図だけでは分からないこともあるんですよね。

だから私は、土地を見るときには、

「ハザードマップに色が付いているか?」

だけではなく、

「実際に現地を見たとき、ここに水が集まりそうか?排水経路は大丈夫か?」

という目線も大切だと思っています。

そして、これは地震も同じです。

熊本地震を見ても、

「この建物は大丈夫なのか?」

「この土地はどんな地盤なのか?」

「道路が寸断されたらどうなるのか?」

「ライフラインが止まったら生活できるのか?」

ということを考えさせられます。

結局、不動産というのは、

「駅から何分」

「土地が何坪」

「建物が何年」

という数字だけでは判断できないんですよね。

そこに、

「災害が起きたらどうなるのか?」

という視点も必要になってくる。

そして、これからはその傾向がもっと強くなると思います。

昔なら、

「そんな大雨、そうそう降らないでしょ」

と言えたかもしれません。

でも今は、

「過去に例がない」

という言葉を、毎年のように聞くようになりました。

記録更新。

観測史上最大。

想定を上回る。

こういう言葉が珍しくなくなっています。

だから私は、

「想定外だったから仕方ない」

だけではなく、

「想定外が起こることを前提に、どこまで備えるか」

という考え方が必要なんじゃないかなと思います。

不動産の仕事をしていると、

どうしても「いくらで売れるか?」という話が中心になります。

もちろん、それは大事です。

でも、

「いくらで売れるか?」

と同じくらい、

「その土地にはどんなリスクがあるのか?」

も大事です。

むしろ、これからはそのリスクをきちんと説明できることが、不動産屋の価値になっていくのかもしれません。

災害が起きた後に、

「あそこは危ない土地だった」

と言うのは簡単です。

でも本当は、

災害が起きる前に、

「ここはこういうリスクがありますよ」

と伝えることのほうが大切です。

先月の熊本地震。

そして今回の千葉豪雨。

立て続けに大きな災害を目の当たりにして、

改めてそんなことを考えました。

災害を完全になくすことはできません。

でも、

「知っておくこと」

「考えておくこと」

「備えておくこと」

はできます。

不動産を買うときも同じです。

「この家、いくらですか?」

だけではなく、

「この土地、災害が起きたらどうなりますか?」

という質問も、ぜひしてほしいと思います。

そして不動産屋としても、

いいことばかりではなく、

こういうリスクもしっかり伝えられる仕事をしていきたいですね。

改めまして、今回の千葉豪雨で犠牲になられた方々へ、深い哀悼の意を表します。

被災された皆さまが、一日も早く平穏な生活を取り戻されることを願っています。

では~

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この記事を書いた人
株式会社REGATE 金城 貴士

沖縄県南部地域の不動産売買に関する事を思うままに書いています。
お孫さんの代までお付き合いできる不動産屋さんとして「紹介率No1」を目指します。
不動産に関するご質問など随時個別にご対応させていただきます!お気軽にお問い合わせください!

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