不動産業界の
古い「枠」を取り壊して、
新しい「門」となる。

It will be a new "gate" by demolishing the old "frame" of the real estate industry.

こんにちは～

(株)REGATEの金城です。

さて、先週のコラムで「円安」について触れました。

加速する円安と今後の不動産に関する影響、、、という内容で円安によるコスト増で今後の建築とかはどんどん高くなっていく～という感じの事をつらつらと書きましたが、あくまでも弊社のメイン顧客となる沖縄の不動産屋の目線で沖縄の住宅を取得する人向けの内容でした。

今回は少しだけマクロな観点で円安と沖縄の不動産を考えてみたので、それを共有しようと思った次第です。

さて、ご存知の通り今の沖縄は円安で海外からの旅行者、いわゆるインバウンドが旺盛です。

どこに行っても外国人旅行者だらけ。

みんな「安い安い」と円安の恩恵を受けて沖縄旅行を満喫しています。

そのおかげでホテルや飲食店など、国際通りも北谷町も恩納村もあらゆる観光関連のサービスは値上がりしました。

そして海外の投資家目線ではこの円安によって日本株も割安という事になるので、そのおかげで日経平均も上昇しているという感じですね。

つまり円が安いという事で割安でモノが買えるという事は、不動産も割安で買えるという事です。

単純計算をすると1ドルが100円の時に1000万円の物件があったとして、この物件を買おうとすれば10万ドルで買えます。

今1ドル150円なので、同じ1000万円の物件を買おうとしたら約6万7000ドルで買えるんです。3万3000ドルもお得です。

150円換算で3万3000ドル＝495万円も安いという事です。

めちゃくちゃ単純に計算したら日本の物件はかなりお得という事が分かります。。

前回のコラムで書いた資材高騰やらなんやらという悩みはあくまでも内需、国内の住宅購入者の目線でしたが、こうやって海外目線で見ると日本の不動産はとてもお得なバーゲンセールをしているように見えます。

不動産なんて安く買ってなんぼというのが不動産投資家の共通認識なので、海外勢からすると日本の不動産が魅力的に見えるのではないでしょうか？

ただでさえ先進諸外国の不動産に比べて利回りがいいとされている日本の不動産。

その不動産が円安で安く買えるとなればほっておくはずがありません。

つまり今の円安状態で見たら日本の投資用不動産は買いの市場という事になります。

だから湾岸の億越えタワマンとかが飛ぶように売れているんでしょうね～。

ちなみに沖縄県内でも海外旅行客やそれに付帯してお金が回るような観光優位な立地の不動産は軒並み高騰しています。

那覇市を中心に不動産価格はガンガン上がって天井知らずの相場です。

でも逆に観光需要も見込めず、過疎化しているような住宅地ではどうでしょうか？

過疎化しているという事はそもそもの需要が無いわけで、大規模な開発でも入らない限り今後もどんどん過疎化は止まらないと思います。

内需も見込めないような不動産は外国の投資家にも見向きもされないので、今後は需要のあるエリアと無いエリアの二極化が加速度的に進むものと思われます。

沖縄の不動産は今後もこの二極化が進むと思いますし、沖縄に限らず海外勢が見向きもしない限界集落の不動産は今後も下落するはずなので、日本中で二極化が加速していくことが予想されます。

二極化が進んだら田舎の売りたい物件は売れず、都心の買いたい物件には手が出せないという状態になるかもしれません。

ちなみに投資だけでなく住宅にしても長期間のローンを組んで返済して資産（財産）を残すという点ではある意味投資と言っても過言ではありません。

不動産の売買は常にタイミング次第なんですが、不動産が安くなるのを待てば金利が高くなっている時だし、もう少し高いタイミングで売ろうと思えば、円安が更に進行して円の価値は下がっているという感じになるという事が見えてきました。

高い時に売ろうと思っても結局円の価値が下がっている時に高いという事は資産としてどうなんだろう？安い時に買おうと思うと金利が上がっているから支払いが高くなるという事だし相対的にどうなんだろう？という疑問も出てきて頭がこんがらがってしまいましたｗ

ていうかいつも言っていますが不動産の売り時と買い時はいつでもその人のタイミング次第という事が改めて分かった気がします。

資産性を求めながら沖縄の不動産を買うなら、今後も需要が見込まれる地域を選定するべきですね。

沖縄の不動産のご相談ならお気軽にお声掛けください。

あ、私の駄文を意外に読んでくれている人が多いみたいなので今後は不定期ではなく、週一回の更新を心がけます！

では～

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