◆2021年 宅地建物取引士試験 受験者増
こんにちは。
㈱REGATEの金城です。
本日のコラムテーマは
2021年 宅地建物取引士試験と今後の予想
です。
毎年この時期にこのテーマを取り上げていますが、
あくまでも客観的なデータを拾ってきて、あれこれと自分勝手に予想するだけの記事です。
試験内容や今年の難易度などの予想は一切触れませんw
ただ、今年受験をされる方の気構えや心の準備になればいいな〜という感じの記事になります。
既に宅建を持っていて不動産業に従事している人は適当に読み飛ばしてくださいww
◆過去最高の申し込み数
振り返ってみると2020年の宅建士試験って過去最高の申し込み人数で、過去最高の合格点38点というハイレベル(?)な結果となりました。
新型コロナの関連で10月と12月受験に分けるという初の試みもありましたが、12月の合格点も36点となりやはり低い点数とは言えません。
合格率は10月が17.6% 12月が13.1%、、、
合格率自体はまあ、当たり前ですがあまり前後しませんよねw
12月受験の方が合格率が下がっているのは少し気になりますが、5点免除の人が10月に集中したという見方が強いとのこと。
もともと5点免除がない人の合格率は13%前後なので合格率自体の変化はないということなんでしょうね。
さて、2021年の申込者数は推測値ではありますが既に過去最高の数字を叩き出しているとのこと。
おそらく受験者数も比例して上がるもんだと予想します。
そうなるとやっぱり2021年の試験も必然的に高い点数が合格ラインになりそうですね。
◆年々増加傾向??
毎年言われることですが宅建の試験ってどんどん合格しにくくなっているらしいです。
大まかな理由は
・「人気資格」として不動のトップに君臨し続けているということ。
・受験者に年齢や学歴などの制限がないこと。
・法律関係のさらに上位資格である司法書士試験や司法試験のベース試験となっていること
・そのほかの試験の足掛かりとしてお勧めされること
などが挙げられます。
まあ、いろんな理由があるにせよ受験者が右肩上がりなのは紛れもない事実。
そこで今年も受験者数が増えたという理由を私なりに推測しました。
コロナ禍で大打撃を食らった観光産業や宿泊業、飲食業。。。
それらの産業を尻目に不動産の価格はまだまだ上昇基調。
不動産業者さんの中でコロナのせいで売り上げが落ちたという人を見かけません。。。
少なくとも私の周りでコロナのせいにしている業者はコロナじゃなくても厳しかったという印象ですwww
また、AIやITの発達によって無人化やキャッシュレスが進んで、今後はなくなるかもしれないと言われている産業もたくさんある中で不動産業は無人化などとは程遠い存在になっています。
そんな中
「あれ?不動産って今後も安泰の業界?」
「不動産業ってこのご時世でも儲かるらしいじゃん?」
という見解が増えてきたというのもあながち間違いじゃないかも。。。
おそらくこの流れは今後も続くと思いますので受験者数はどんどん増えていくんじゃないかな〜?と勝手に想像しています。
受験者数が増えれば増えるだけ合格しにくくなるのが宅建なので、今後も合格への難易度は上がるんだろうな。。。
◆受験者が増えたら合格しにくくなる?
さて、さきほどさらっと「受験者が増えたら難しくなる」と触れましたがこの理由をわかりやすく噛み砕きます。
昔から人気ではありましたが35点を取れば安心と言われていた宅建。。。
ここ数年は36点でもギリギリというラインにまで上がってきています。去年に至っては38点でした。。。
それと並行して受験者数も増えています。
宅建は足切りラインとかが決まっている試験ではなく相対的な合格率で合格点が前後するという特徴がありますね。
当たり前ですがみんなが低い点数しか取れなければ合格点は下がるし、みんなが高得点を取れば合格点は上がる。
んでもってなぜ受験者が増えたら合格点が上がるのかというと・・・
「本気の人が増えるから」
という答えが導き出されます。
昔は不動産屋さんに勤める人とかが会社に言われて無理矢理受けるとかが横行していました。
普段勉強をせずに受験日に休みをとって嫌々ながら受けるという感じです。
まあ、こんな人は99%受かるわけないですよねw
多分、こういう受かる気もない人が合格点を下げてくれていたんだと思います。
でも最近は真面目に勉強して「今年絶対取る」という人が増えてきているらしいんですね。
さらに不動産業界以外の人とかも受験する試験になっちゃいましたし。。。
さきほどの“とりあえず受験”の人もまだまだ一定数いますが、この人たちは昔と比べても増えも減りもしない感じ。
ただ、“絶対合格”を目指す人が増えてきて、この人たちが切磋琢磨するから必然的に合格点が上がるという仕組みです。
また、この絶対合格したいという人たちの中には既存の業界が無くなりそうな人や、リストラにあってしまって転職のために宅建の資格を取らないといけない人が多数いるらしいです。
人生や家族の生活がかかっている人が受験に来るわけですね。
ただ、余談ですがたまに大昔に宅建に合格したというご高齢の方が「未経験でも採用していますか?」とか「未経験でも独立できますか?」って聞いてきます。
正直なところ宅建を持っていてもご高齢の未経験者を採用する不動産業者はいないというのと、宅建を持っているだけで通用するほど簡単な業界じゃないよ。ということを丁寧にお答えしていますw
なのでできるだけ若いうちに宅建を取得して、早めに不動産業界を経験することをお勧めします。
宅建を持っていて経験者であれば転職の際に困ることはほとんどありませんから。
◆結論、簡単な試験じゃない
うだうだと書いてきましたが、結論としては今後も受験者が増えていくことを鑑みると
「宅建は簡単な試験ではなくなった」
ということなんでしょうね。
昔は比較的容易に取れる国家資格として有名でしたが、今や簡単に取れるという資格ではなくなったということが言えると思います。
こんなことを言うと
「いや、宅建は簡単でしょ!」
「宅建で難しいとかウケるwww」
みたいな天才さんが現れますが、宅建を簡単にとったという天才さんと働いた試しがありませんw
宅建を簡単に取れるくらいの頭脳の持ち主なので不動産業界にいないのか?
宅建を簡単にとったとマウントしまくって嫌われて不動産業界を去ったのか定かではありませんが。。。
私の周りの宅建を取得したできる営業マンさんたちは
「宅建は勉強すれば合格できない資格ではない。けど、本気で勉強しないと受からない」
って言う人が多いですね。
あと、宅建に合格したからって不動産の実務ができるとは限りません。
宅建はあくまでもスタートライン。
高額の収入獲得や独立起業もできる資格ですが、地道な実務を堅実にこなさないと一人前になれません。
何はともあれ今年は過去一番の申込者数らしいので、13〜17%に入るために全力を尽くしてください!!
令和3年宅地建物取引士試験まであと45日です!(9月2日に書きました)
残りの日数が少ないのにこんな長文駄文を読んで時間を使わせてしまってすみませんwww
宅建士になった皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています♪
では~
—————————————-
noteコラムでは不動産業のリアルな実態をドキュメント形式でご紹介しています。
ご興味がある方はぜひお読みください♪
noteコラム
ツイッターやってます。
@REGATE5
不動産のお悩みやご相談は以下のラインからお願いします♪
不動産の価格を徹底的に調査するために弊社では不動産の売れ行きを毎日収集しています。
不動産売買市況速報
※毎日、八重瀬町、南風原町、豊見城市、与那原町、糸満市、南城市、那覇市、浦添市、西原町、宜野湾市の不動産の売り出し事例を収集しています。
それを基に県内12万ヵ所の地点の査定データを収集して「自動査定システム」をリリースしました。
不動産自動AI査定システム
↑沖縄県南部の不動産の価格を調べたい方はお気軽にご利用ください。
不動産売買に関する事を思うままに書いています。
お孫さんの代までお付き合いできる不動産屋さんとして「紹介率No1」を目指します。
不動産に関するご質問など随時個別にご対応させていただきます!お気軽にお問い合わせください!
- D'グラフォート沖縄タワー
- DAO
- DAOって何
- OYO
- OYO撤退
- REGATEのこだわり
- REINS
- お客様は神様か
- お申込み情報
- このペンを売ってみろ
- つきしろ
- エンゼルハイム首里大名
- キャンプキンザー
- コロナ前
- コロナ後
- コーポ安里
- ジョン万ビーチ
- ジ・オーシャンテラス豊崎
- ジ・オーシャンテラス豊崎シーサイドテラス
- セカンドオピニオン
- タワーマンション
- チャンス?
- ビッグデータ
- ブロックチェーン
- マンション売買
- ミオビエント首里花御内
- リサイクル
- リフォーム済み物件
- レインズ 沖縄
- ワンルームの世界
- ㈱REGATE
- 一戸建て
- 一括査定
- 不動産
- 不動産とDAO
- 不動産と地震
- 不動産と5G
- 不動産の人材採用
- 不動産は写真が命?
- 不動産テック
- 不動産トラブル
- 不動産トラブル解決
- 不動産仲介
- 不動産取引情報 マップ
- 不動産営業
- 不動産売却
- 不動産売却理由
- 不動産売買
- 不動産実務
- 不動産客付け
- 不動産投資
- 不動産暴落
- 不動産査定
- 不動産業界
- 不動産業界のオープンデータ
- 不用品処分
- 中古マンション
- 中古住宅
- 中古戸建て
- 二世帯住宅
- 人口減少
- 人気エリア売買
- 仲介手数料
- 仲介手数料は不要?
- 住みながらの住宅販売
- 供給過剰
- 傾斜地
- 八重瀬町 不動産
- 八重瀬町上田原
- 八重瀬町世名城 土地査定
- 八重瀬町世名城 売地
- 八重瀬町字当銘
- 八重瀬町志多伯 不動産
- 八重瀬町志多伯 売り地
- 八重瀬町東風平 二世帯住宅
- 八重瀬町東風平 売買不動産
- 八重瀬町東風平 平屋
- 八重瀬町東風平 戸建て
- 再建築
- 再建築不可
- 分筆
- 分譲マンション
- 南城市
- 南城市 不動産査定
- 南城市佐敷新里 土地売却査定
- 南城市大里古堅 不動産査定
- 南城市大里嶺井 不動産査定
- 南城市玉城百名 戸建て
- 南城市玉城親慶原 不動産査定
- 南部エリア
- 台風
- 営業のコツ
- 嘉手納飛行場
- 国道507号線
- 土地
- 土地活用
- 地震
- 売りマンション
- 売り戸建
- 売り物件の写真
- 売地
- 売家
- 売買仲介
- 売買契約完了
- 売買専門
- 外人住宅投資
- 大名小学校
- 大度浜海岸
- 宅建士
- 宅建士の生き残り
- 宅建士試験
- 宮古島市 売り地
- 家具家電付き
- 専用通路
- 崖地後退
- 市場予想
- 市街化調整区域
- 店舗兼住宅
- 店舗用地
- 建築費高騰
- 引っ越し先
- 成年後見
- 成約御礼
- 投資の初めどき
- 投資用ワンルームマンション
- 拡張工事
- 接道問題
- 擁壁
- 既存宅地
- 旧耐震建物
- 明治37年建立
- 木造
- 木造住宅
- 東風平三叉路
- 査定無料
- 残地
- 沖縄
- 沖縄 不動産
- 沖縄 売り地
- 沖縄のお墓
- 沖縄の不動産
- 沖縄の地震
- 沖縄マンション売買
- 沖縄不動産
- 沖縄不動産投資
- 沖縄移住
- 沖縄移住 失敗
- 沖縄移住は難しい
- 海が見える
- 海が見える戸建
- 海の見える土地
- 無料査定
- 物件撮影
- 物件整備
- 狭小地
- 田舎あるある
- 画像が大事
- 看板設置
- 県道沿い
- 私道トラブル
- 築古物件
- 築浅戸建て
- 米賃
- 米軍賃貸
- 糸満売家
- 糸満市
- 糸満市大跡
- 糸満市大里 不動産査定
- 糸満市束里
- 糸満市束里 土地
- 糸満市西川町 不動産査定
- 綺麗な物件写真
- 緩和区域
- 自律分散
- 草刈り作業
- 解決方法
- 豊崎マンション
- 豊見城市
- 豊見城市売買
- 豊見城市渡嘉敷売地
- 豊見城市豊見城 不動産査定
- 財産分与
- 賃貸仲介
- 路上駐車トラブル
- 軍用地
- 軍用地売買
- 遺産分割
- 那覇市安里
- 門中墓
- 開発申請
- 間地ブロック
- 離婚
- 首里マンション
- 高圧洗浄
- 高齢化社会