不動産業界の
古い「枠」を取り壊して、
新しい「門」となる。
It will be a new "gate" by demolishing the old "frame" of the real estate industry.

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16
June
不動産実務の変化予想~5Gと遠隔案内~

こんにちは。
㈱REGATEの金城です。

 

本日のコラムテーマ
不動産実務の変化予想~5Gと遠隔案内~
です。

 

コロナの影響でリモートワークなどの遠隔による仕事が普及しました。
という事で今回、「不動産の遠隔の物件案内」について深堀りしながらの今後のメリットを妄想してみます。

 

最後に不動産テック屋さんのための不動産業界攻略法みたいなものも提案してますので、お時間がある方は最後までお読みください。

 

◆実は10年前からできていた?

 

今回のテーマである「不動産の遠隔案内」ですが、簡単に説明すると営業とお客様が対面せずにリモートで物件を内覧&現地確認できるという技術ですね。

 

これって実は10年前くらいから実現可能になっていたんです。知ってました?
2010年前後だったと思いますが私が不動産業界に足を踏み入れたときに既にSUUMOさんが「360°室内確認」の技術を導入して、PCさえあればどこでも室内を確認できるというサービスを提供していました。

当時の私はこの機能を使いながらSkypeとかのTV電話を利用してお客様に会わずに商談を進められると確信していました。

 

その時の簡単なイメージはコチラ

1.SUUMOなどのポータルサイトで予めお客様がバーチャル内覧。

2.問い合わせがあれば私が現地に行ってSkypeで細かい所を写しながら案内。

3.気に入ってもらえれば最終的に実際に内覧してもらう→契約。

というプランを会社に提案して導入を促そうとしました。

 

でも、SUUMO側がこのサービスのサポートを一時的に中断。。。
私の勤めていた会社も「お客さんに会わないと意味が無い」という事でNG。。。
専務か誰か偉い人に「客に簡単に室内を見せると客が来ないだろ馬鹿野郎」と怒られた記憶があります。

 

後に聞いたのですがSUUMOにも業界団体から反対の意見が出たとのこと。

その理由が
「ネットで見れたらお客さんが来店しなくなるじゃないか!!」
という老舗業者さんの声だったようで、専務と同じこと言ってるな~と感心しました。

 

また、不動産業界はまだまだFAX全盛だったという事もありネットによる集客を積極的にやらない業者が横行していたという時代ですし、自社のHPを構えているという業者もまだまだ少ないという感じ。

物件情報の共有方法は今よりも使いにくいレインズか、アットホームの営業マンが毎週持ってきてくれる「近隣物件速報」みたいな冊子だったと記憶しています。。。。

もちろんそんな時代なので360度のカメラを購入するような予算も下ろさないし、物件情報に外観画像や室内画像も載せない業者も多くいました。

ん?今もいるな・・・本当に不動産業者って・・・

 

 

◆5Gがもたらす利便性

 

前述のような不動産業界の意固地な考え方で遠隔化が進まなかったという側面もありますが、
実際には通信機能や携帯電話のカメラの性能、PCの動画処理能力などのインフラが追い付かずに普及しなかったという側面も否定できません。

カクカク動くテレビ電話で音声が途切れ途切れよりは普通の電話の方がいい。という至極もっともな理由ですね。

 

でもこの10年で通信技術や携帯カメラ、PCの性能はグングン向上しましたし、
このコロナによってリモート会議やリモート飲み会なども普及しましたね。

若者たちは人と人が対面をしなくてもいい環境にすぐ馴染みましたし、2022年の今に至ってはメタバースというバズワードが流行り、今後はバーチャルの世界が主流になる!と言われるまでになりました。

 

ちなみに、ここ数年でインターネットで気になった物件はまずストリートビューで現地を確認してから問い合わせるという人も増えたのではないでしょうか?
今後は5Gが主流になることで遅延のない通信で遠隔地の物件の案内が当たり前になることは容易に予想できます。

 

さて、ここからは私の妄想です。

これからの物件案内はスマートグラスを利用するようなバーチャル内覧(そのうちスマートグラスも要らない技術が出てくると思います)や、営業担当者と一緒にVRの中のアバターでやり取りしながら細かい説明を受けるような時代になると思います。
また、自動翻訳機能が発達することで海外の方との意思疎通も容易になるでしょうね。

そうなると世界中どこにいても世界中の不動産を遠隔で内覧することが可能になると思います。

お客さんも担当者も自宅に居ながらVRの中だけで物件の案内が完結するんです。
実際に不動産を買う人は最終的には現地に行くと思うんですが、“とりあえずVRで体験”というのが当たり前になるかもしれません。

 

私を怒鳴り散らした専務のように
「そんなことしたらお客さんが来店しないじゃないか!!」
とお怒りの地場二桁業者さんはずっと窓ガラスに物件情報をぺたぺた貼り続ければいいと思います。

 

◆アーカイブがもたらすメリット

 

通信技術の発展で遠隔での物件確認が容易になり、案内の時間も短縮できることがお分かりいただけたと思います。
でもこの動画によるVR案内はもっと大きなメリットをもたらすと思うんです。
※今回のコラムはこれを書きたくて書いたようなものです

 

ネット通信でリアルタイムに遠隔案内をできるという事はそのデータを残せるという事です。
私はこのアーカイブが蓄積することが不動産取引を健全化する最大のメリットだと考えています。

 

・営業担当の過去の発言
「案内の時に担当者がああ言った、こう言った。嘘をつかれた。」
という不満の声は不動産トラブルの代表格です。
過去の案内時の動画が残ることで双方ともその時の質問や発言が確認できるようになります。
案内時に聞き流してしまったけど、後になって再度案内を見返すという事も可能になります。
これは営業担当者の誤魔化しや嘘の抑止力にもなると思います。

 

・過去の案内履歴
過去の案内の動画が残ることで毎回毎回同じ説明をする必要が無くなります。
営業担当者の負担も減るし、お客さんの質問も基本的には似たような内容に集中します。
過去の案内動画があれば何度も同じ物件を案内するという手間が省けます。

過去の動画が「とりあえず見たい」という薄いお客さんを相手してくれるんです。

 

・過去の売買の履歴
この案内時の質問などの動画がずっと残ることでリフォームの履歴や過去の土地の形状・周辺環境も確認できることになります。入居時の状態も見れるので退去トラブルも減ると思います。
※不動産の過去の形状や画像って今でも重宝されています。

更に過去に売買をした時の質問ややり取りなどが残ることで、将来的に不動産の隠れた瑕疵が減るというメリットもあります。
実際に20年以上前に土地や建物・マンションを売買した際の動画が残っていたら重要事項説明などでもかなり助かることが多いと思うんですよね。。。

 

まだまだ妄想すればキリがありません。。。
動画の履歴を残すことがメリットだらけに思えて仕方ありません。

 

◆不動産屋さんはどう変わる?

 

某専務の主張する
「来客が無くなることで成約率が下がる」
という時代は終わりに向かっているかもしれません。

 

この遠隔案内・VR・過去の動画が残ることが当たり前になると、不動産業界で一番大きな変化が起こります。
千三つ屋と言われるくらい(1000回に3つくらいしか本当のことを言わない)の信ぴょう性の薄い不動産業界ですが、、、動画が残ることで適当な発言が証拠になってしまうので不動産屋さんの嘘や誤魔化しが減ると思います。
適当な対応や不誠実な対応をする営業もいなくなると思います。
※不動産営業マンが無口になる時代なのかもしれません・・・

 

 

いかがでしょうか?
案内時の動画の履歴保存。。。
やらない理由が無いですよね?

不動産業者にもお客様にもメリットがたくさんあります。

 

今回はリモートワークと5Gについて考えていたところパッと頭に降りてきたので
是非不動産業界の人たちに共有したいと思いすぐに執筆しました。

なので実現可能か?技術的にどうか?などはまだ全然検証していませんwww
でもほぼ問題なく実現可能で誰も損しない世界になりそうだな~とニヤニヤしてしまいました。

 

一番の大きな問題点が

これらのメリットを地場2桁の業者さんたちに納得してもらうという事が一番難しい

という事ですかね。

まずはFAXでプレゼン資料を送って・・・

 

この地場2桁業者さんを言いくるめるテックが開発されたら不動産テック屋さんは儲かるかもしれませんね。

 

では~

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