友だち追加
Column

コラム

非対面が当たり前に?

【コラム】不動産実務の変化予想~5Gと遠隔案内~のイメージ

こんにちは。
㈱REGATEの金城です。

本日のコラムテーマ
不動産実務の変化予想~5Gと遠隔案内~
です。

コロナの影響でリモートワークを導入する企業が増えてきました。
これまでもコラムの中で技術革新による不動産実務の変化を予測&妄想してきました。

過去の記事もご参照ください。
【コラム】不動産テックについて
【コラム】5Gと不動産業界
【コラム】不動産とドラえもんの道具

今回、リモートワークの普及によって遠隔で人とやり取りする機会が一気に身近になった事で
「遠隔の物件案内」
について深堀りしながらの今後のメリットを妄想してみます。

※約5分で読める内容です。

◆実は10年前からできていた?


今回のテーマである
「不動産の遠隔案内」
ですが、簡単に説明すると営業とお客様が対面せずにリモートで物件を内覧&現地確認できるという技術です。

これって実は10年前くらいから実現可能になっていたんです。
2010年ごろだったと思いますが私が不動産業界に足を踏み入れたときに既にSUUMOが「360°室内確認」の技術を導入して
PCさえあればどこでも室内を確認できるというサービスを提供していました。

当時の私はこの機能を使いながらSkypeとかのTV電話を利用してお客様に会わずに商談を進められると確信していました。

簡単なイメージはコチラ
1.SUUMOなどのポータルサイトで予めお客様がバーチャル内覧。
2.問い合わせがあれば私が現地に行ってSkypeで細かい所を写しながら案内。
3.気に入ってもらえれば最終的に実際に内覧してもらう→契約。

というプランを会社に提案して導入を促そうとしました。

でも、SUUMO側がこのサービスのサポートを一時的に中断。。。
会社も「お客さんに会わないと意味が無い」という事でNG。。。
専務か誰か偉い人に「簡単に室内を見せると客が来ない」と怒られた記憶があります(笑)

後に聞いたのですがSUUMOにも業界団体から反対の意見が出たとのこと。
その理由が
「ネットで見れたらお客さんが来店しなくなるじゃないか!!」
という老舗業者さんの声だったようです。

また、まだまだFAX全盛だったという事もありネットによる集客を積極的にやらない業者が横行していたという時代。
もちろん360度のカメラを購入するような予算も下ろさないし
物件情報に動画を載せることも面倒くさがってやらないという事が主流だった時代です。
さらには外観画像や室内画像も載せない業者も多くいました。

ん?今もいるな・・・本当に不動産業者って嫌になりますよね(笑)

ちなみに今でもポータルサイトについているパノラマ機能を活用している業者は少ないです。
このように不動産業界は古い業者さんの古い考え方で10年間も進化の時を止めることになりました。
そこでこのコロナによる対面無しの現実。。。
否が応でも変わらないといけない時が10年を経て訪れることになりました。

◆5Gがもたらす利便性

前述のような不動産業界の意固地な考え方で遠隔化が進まなかったという側面もありますが
実際には通信機能や携帯電話のカメラの性能、PCの動画処理能力などのインフラが追い付かずに普及しなかったという側面も否定できません。

でも通信技術や携帯カメラ、PCの性能はグングン向上しましたし、
このコロナによって外出が自粛となりリモート会議やリモート飲み会なども普及し始めました。
人と人が対面をしなくてもいい環境にすぐ馴染みましたし、googleマップの3D機能なんかはもう凄いの一言ですしね。

インターネットで気になった物件はまずストリートビューで現地を確認してから問い合わせるという人も増えたのではないでしょうか?
今後は5Gが主流になることで遅延のない通信で遠隔地の物件の案内が当たり前になることは容易に予想できます。

ちなみに私の考えですが360°のパノラマが主流になることは恐らくないと思います。

ネットの広告やポータルサイトの物件情報の一部としては残ると思いますが、5Gの通信で考えると360°パノラマ映像はお客様の体験を満足させるものでは無いと思うんです。
YouTubeが伸びてきていて若い人たちは「検索もYouTubeで」という人が増えてきていると聞きます。
今後は動画通信の質も向上するので案内も遠隔動画になるかもしれません。

ここからは私の妄想です。
これからの物件案内はVRゴーグルなどを利用するようなバーチャル内覧(そのうちゴーグルも要らない技術が出てくると思います)や
営業担当者と一緒にVRの中でやり取りしながら細かい説明を受けるような時代になると思います。
また、自動翻訳機能が発達することで海外の方との意思疎通も容易になるでしょうね。

そうなると世界中どこにいても世界中の不動産を遠隔で体験することが可能になると思います。

お客さんも担当者も室内に居ながらVRの中だけで物件の案内が完結。
ま、実際に不動産を買う人は最終的には現地に行くと思うんですが、とりあえずVRで体験というのが当たり前になるかもしれません。

「そんなことしたらお客さんが来店しないじゃないか!!」
とお怒りの業者さんはずっと窓ガラスに物件情報をぺたぺた貼り続ければいいと思います。

◆アーカイブがもたらすメリット

通信技術の発展で遠隔での物件確認が容易になり、案内の時間も短縮できることがお分かりいただけたと思います。
でもこの動画によるVR案内はもっと大きなメリットをもたらすと思うんです。
※今回のコラムはこれを書きたくて書いたようなものです(笑)

ネット通信でリアルタイムに遠隔案内をできるという事はそのデータを残せるという事です。
私はこのアーカイブが蓄積することが不動産取引を健全化する最大のメリットだと考えています。

・営業担当の過去の発言
「案内の時に担当者がああ言った、こう言った。嘘をつかれた。」
という声は不動産トラブルの代表格です。
過去の案内時の動画が残ることで双方ともその時の質問や発言が確認できるようになります。
案内時に聞き流してしまったけど、後になって再度案内を見返すという事も可能になります。
営業担当者の誤魔化しや嘘の抑止力になるでしょう。


・過去の案内履歴
過去の案内の動画が残ることで毎回毎回同じ説明をする必要が無くなります。
営業担当者の負担も減るし、お客さんの質問も基本的には似たような内容に集中します。
また、過去の案内動画をみて別の方の気になる点を見れると自分では気づけなかった問題点なども予め確認できるようになります。


・過去の売買の履歴
この案内時の質問などの動画がずっと残ることでリフォームの履歴や過去の土地の形状・周辺環境も確認できることになります。
※不動産の過去の形状や画像って今でも重宝されます。
更に過去に売買をした時の質問ややり取りなどが残ることで不動産の隠れた瑕疵が減るというメリットもあります。
実際に20年以上前に土地や建物・マンションを売買した際の動画が残っていたら重要事項説明などでもかなり助かることが多いと思います。

まだまだ妄想すればキリがありません。。。
このように5Gによる動画の履歴を残すことがメリットだらけに思えて仕方ありません。

◆不動産屋さんはどう変わる?

冒頭に述べた失われた10年(笑)
「来客が無くなることで成約率が下がる」
という時代は完全に終わったと思います。

この遠隔案内・VR・過去の動画が残ることが当たり前になると不動産業界で一番大きな変化が起こります。
千三つ屋と言われるくらい(1000回に3つくらいしか本当のことを言わない)の信ぴょう性の薄い不動産業界。

動画が残ることで発言が証拠になるので不動産屋さんの嘘や誤魔化しが無くなります。
適当な対応や不誠実な対応をする営業もいなくなると思います。
※不動産営業マンが無口になるかもしれません(笑)

ちゃんとやる人しか残らない業界になれば顧客信頼度も満足度も上がると思います。
案内時の動画の履歴。。。
やらない理由が無いですよね?

今回はリモートワークと5Gについて考えていたところパッと頭に降りてきたので
是非不動産業界の人たちに共有したいと思いすぐに執筆しました。

なので実現可能か?技術的にどうか?などはまだ全然検証していません(笑)
でもほぼ問題なく実現可能で誰も損しない世界になりそうだな~とニヤニヤしてしまいました。

今後も不動産業界について新しい発見などがあれば随時コラムを更新していきます。

冒頭にもリンクを貼りましたが過去の記事が気になった方は読んでみて下さい^^
【コラム】不動産テックについて
【コラム】5Gと不動産業界
【コラム】不動産とドラえもんの道具

では~


----------------------------------------
不動産の価格を徹底的に調査するために弊社では不動産の売れ行きを毎日収集しています。
不動産売買市況速報
※毎日、宜野湾市、浦添市、那覇市、西原町、南風原町、与那原町、豊見城市、糸満市、八重瀬町、南城市の不動産の売り出し事例を収集しています。

それを基に県内12万ヵ所の地点の査定データを収集して「自動査定システム」をリリースしました。

不動産自動AI査定システム
↑沖縄県南部の不動産の価格を調べたい方はお気軽にご利用ください。


不動産の最新情報はツイッターでご紹介していきます!フォローお願いします^^
@REGATE5

ページトップへ戻る