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Column

コラム

◆逆張りについて

【コラム】逆張りのチャンス?のイメージ

こんにちは。
㈱REGATEの金城です。

本日のコラムテーマは
逆張りのチャンス?
です。

最近、コロナの第三波がやってきたみたいな空気で、
年末にかけての商業的な繁忙期もコロナに呑まれてしまいそうな感じですね。

少し前にも
「投資の初め時?本当か?」
みたいな感じで書いたんですが
※気になる方は末尾にリンク貼っときますのでお読みください

最近は

「今は逆張りのチャンス!」
「逆張りをして周りを出し抜こう!」


という本とかネットセミナーがたくさん横行しています。

そこで
みんなで逆に行くことの意味や
何をもってして逆なのか?

また、投資でも企業経営でも勝っている人と負けている人の差に「逆」は存在するのか?

について考えてみたので共有しておきます。
不動産投資をしている人も、不動産経営をしている人も頭の整理に使ってみてください。
物凄く当たり前すぎて見落としている事かもしれません。


※約10分で読めます

◆逆を見るという事


まず、逆を見るという事をどういうことなのか考えてみました。

ま、普通に考えると逆って
「正攻法の反対」
ですよね。

みんなが右を見ている時に
左に張っておけば
情勢が左に傾いたときに右を見ていた人よりも儲かる(勝てる)という理屈。

言っている事は分からんでもない。

でも今のご時世、コロナ禍、何をもって逆とするのか?

みんなが自粛をしているから自粛しない?
今みんながやれていない事を先行して仕掛けていく?

という事が逆でしょうか?


コロナが全世界を巻き込んで「ヤバい」ってなった時に
アメリカの株式市場では史上初のサーキットブレーカーが発動するくらいの衝撃がありました。
※サーキットブレーカーについてもリンク貼っときます

あの時にチャンス!といって株を買った人は今大儲け。
ビットコインをその頃に勝った人も大儲けでしょう。

みんなが下がると思って売り出したピークに「買う」
みんなが上がると思って買い出したピークで「売る」
これが逆張りの基本。

でも大きな混乱の中でこの逆に張るのはかなりの度胸が必要です。
また、上手く市場が持ち戻したから今勝てているんであって、
もしそのまま下がり続けていたら今儲かっている人は全員大損です。
#当たり前だ


でここで株や為替から離れて不動産の投資と現状に目を向けてみます。
2020年。沖縄の不動産市場ではコロナによってかなり厳しい事件が起きました。

民泊の崩壊です。

去年末までクルーズ船の寄港が大幅に増えて、那覇空港の第二滑走路も整備されて
海外からの旅行者も一千万人を超えるくらい大盛況だった沖縄。
宿泊業も観光業も飲食業も過去にないくらいの盛り上がり。
不動産の価格もそれに合わせてガンガン上昇という市況。。。

まさか、海外からの旅行者が一人もいなくなるなんて誰も予想できませんでした。

宿泊のニーズが無くなった民泊物件の売り出し、ホテル事業の売却。倒産。
2020年。沖縄の不動産市況ではこのインバウンド狙いや旅行者をターゲット層とした物件が軒並み大暴落しました。

そんなこんなでにわかに騒ぎだされているのが冒頭から申し上げている
「今がチャンス」
という煽り文句。

これらの本とかセミナーではいろんな角度から
「今が底だから不動産を底値で仕入れろ!」
「底値を待て」
みたいな謳い文句がずらり・・・

それを真に受けた素人の不動産投資家が
今か今かとお買い得物件を探しています。

前にも言いましたが、不動産屋でさえ
「安い物件はなかなか見つからない」
のに、投資の初心者がいい格安物件を仕入れるなんて到底不可能なんです。

んでこれも何度も言っていますが
「今、ここが底なのかは誰にもわからない」です。
今の価格が底か天かはのちに振り返った時の価格時点で初めてわかるんです。
「あの時買っとけば(売っとけば)よかった」
という感じですね。

ここで冷静に本題に戻ります。

安い物件を仕入れて運用するのが「逆」ですか?

普通に不動産投資の基本の基本ではありませんか?

そうです。
この広告の類は全部
「逆張りを煽って不動産を買わせたいだけ」
なんですね。

危なかったですねw
そもそも本を読んだ人やセミナーを受けた人がみんな逆にいくと、そもそもそこが逆じゃなくなるし。。。

◆沖縄の不動産市場の逆を取るには?

んでもってここで沖縄の不動産をもう少し見てみます。

不動産投資の逆。
不動産経営の逆。

についてもう一度考えてみますね。
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不動産投資の逆について

不動産投資の逆って何でしょう?
FXとか先物の信用取引とかでいう「逆張り」は先ほど説明した通りです。
ああいう数値的な投資では「売りから入る」事ができて「買いで抜ける」という技術が可能です。

でも不動産の逆?不動産投資の逆?

についてですが
不動産を持っていない人が「売り」から入る事はできません。
一度不動産を買って、それから売るしかできないんですね。
※REITは例外

当たり前ですが信用取引と違って現物取引なので
この逆張りという手法は実際の不動産取引ではできないんです。

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不動産経営の逆について

ここで不動産や事業を営む人の逆も考えてみます。

経営の逆?
何じゃそりゃ?

ですwww

経営は利益を出すことが必要だから
「損をする」
が逆です。
はい、みんな潰れますw

現物投資の最たるものが会社経営。
世の中の社長さん達は全員自分の会社に時間とお金を投下して現物投資しています。
みんな資本を集めて事業に投資して利益を出しています。

つまりここでも逆張りはできないんですね。

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ていうかそんなこと当たり前じゃん!
逆っていうのは
「みんなが考えている事の裏をかくこと!」
「みんなと同じことをしないで出し抜くんだよ!」
「みんなが気が付かない事をやるんだよ!」
というお説教をする人が出てくるかもしれませんが、、、


それについては
「それくらい知ってるよ!最後まで読め!」
と「逆に」突っ込みをさせてもらいます。。。

◆思考の逆を取るという事

前置きが長くなりました。

「今が逆張りのチャンス」とは

思考の逆。みんなが気が付いていない事の逆。
これをやれたら一人勝ちという理屈ですね。

逆張りが成功すれば

憧れの独り勝ち。
投資で言えば大儲け。
事業でいえば一気に上場。


と言ったところでしょうか?

投資家さんや社長さんたちは
誰もかれもが日々の生活の中で新しい事と
「次に繋ぐ何か」
「斬新な情報」
を探し続けています。

そこで注意しないといけないのが

逆を突こうとすると
みんなと違う事をしないといけない。
という事にとらわれるという事。

見落としがちなのが
「逆に張っている間は常に消耗戦」
という事です。

みんなが気が付いていない突拍子も無いアイディアをサービスとして定着させて利益を出せるまで(認知されるまで)は
ずっと利益を出さずに赤字を垂れ流すんです。

んでもってそのアイディアが本当に世間を揺るがすくらいのものであった場合は
資本力のある大手や海外企業が一気にそのアイディアを商品にしてあなたの商品を喰らいつくします。。。

残酷ですが突拍子もないアイディアが世の中に出てこないんじゃないんです。

「うぉ~!!俺天才!」
「これで絶対いける!」

という貴方の見つけたアイディアは
既に誰かが見つけて、それをチャレンジしようとして
誰かが失敗したアイディア
であることが99.999%の事実なんです。

この「失敗」って上手く商品化できなかったりとか、
継続する体力がなかった、思ったよりもニーズが足りなかったという事です。
うまくリリースして世間に普及したアイディアもたくさんありますが、
突拍子もないアイディアはほぼ「失敗」しています。


思考の逆を追求してそこから大勝ちしようとすると

・誰も気が付いていない
・みんなが欲しがるサービス
・大手にも真似できない

という条件を全部クリアして具現化しないといけません。

逆を突いて大勝ち。。。
なかなかうまくいかないですね。

もう少しだけ絶望的なことを言うと
あなたが見つけたビジネスアイディアは

・誰も気が付いていない
→気が付いたが商品にならなかった

・みんなが欲しがるサービス
→欲しがっているがお金に変えれない

・大手にも真似できない
→大手すら手をつけない

というアイディアであることが多いんです。

具体例
洗濯物を勝手に干して取り込んで畳んでくれるロボット。
世界中の主婦が欲しがっています。
現代の技術では実現は可能です。
ではなぜ商品としてないのか?

答え
世界中の衣服や洗濯機の形状や物干場から室内に取り込む作業を瞬時に理解して最適解を出すAIを搭載して
それに応じた動きをするロボットを作っても一般家庭が買うだけの値段に落とし込めない。

という感じです。
※いつかはこういうロボットも一般家庭に普及するかもしれませんね

◆逆も順もない

脱線しそうなのでまとめに入りますね。
いつの世にも
「今がチャンス!」
「今こそ不動産投資!」
というセミナーや広告はあります。

貴方が不動産とか不動産投資に興味が無くて、
その記事に気が付いていなかっただけ
で、この手の広告やセミナーは何十年も変わらずそこにあり続けています。

今、大勝ちをして成功をしている人達は
「逆を突いたから勝てた」
という人はほぼいません。

基本的にビジネスを成功させている人は
「逆」を攻める事はしません。

常に現況の分析をして、自分の資本と力を見極めて
世間の流れを読みながら様々なところに挑戦を繰り返しているんです。

「逆を攻めて」という考えはその場だけの視点しか持っていない
ギャンブルと一緒です

不動産投資はギャンブルではなく一つの経営です。
不動産屋を営むのもギャンブルではありません。

沖縄にもたくさんの不動産屋さんがいて
多くの不動産が流通しています。

大きくなった会社もつぶれた会社もたくさんあります。

往々にして衰退している会社は
「一点集中で継続できない」
ところに力を注ぎすぎていて
「あの会社はダメだ」
「私たちが一番」
「沖縄の不動産市場を塗り替えてやる」
みたいに周りを見えていない事がほとんどだと思います。

また、そう言う会社は
「みんながやっていない事をやる」
といって逆張りの一人勝ちを目指しがち。。。

今、みんながやっていない事って
「やると危ない事」
「やっても魅力がない事」
だという事がほとんどだと思うんですね。


堅実に目の前のお客様にしっかりと対応をして、
しっかりとした信用をもらうと言うことが第一。であって

「逆張りで周りを出し抜いて一人勝ち。」
はタイミングやアイディア、資本などが運良く合致すればいけるかもしれませんが
それこそ何億分の1とかの確率だと思います。


逆張りのチャンスを窺う前に
今のコロナ禍を堅実に乗り越えながら先を見据えるのが近道なのかもしれません。

また、不動産投資を始めようとする方にアドバイス。
いい物件情報が来るのを窺ってもいい物件情報はほぼあなたに届きません。。。

いい物件情報を集めたければチャンスを窺うよりも
小さな物件でいいから
"まずは買う”が一番の近道です。

小さい物件でも一つ取引をするだけで
「100件以上の不動産屋さんに訪問するよりも確実に、次にいい物件情報を掴みやすくなります」
これは紛れもない事実。
一度取引をした不動産屋さんは次からは表に出す前の情報などを持ってきてくれるはずです。

セミナーとか本だけで頭でっかちになるよりも
まずは行動することをお勧めします。

では~


以下の記事では不動産投資に関することを書いてます。
お時間がある方は読んでみてください。
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